(4)各チームの結果集積図
2020年シーズンは、4-225~4-272まで、48試合のブログを投稿してきました。
各試合・各チームのコーナーキックの結果を大まかに紹介するために、
「コーナーキックの概要」として図を作って来ました。
その図から、各チームの左右コーナーキック毎に1年分を重ねてみました。
左右それぞれのコーナーキックにおいて、どこへ蹴られたか、攻撃側・守備側どちらのチームが触って、どこへシュート・クリアなどされたのかを矢印で表しています。
①ショートコーナーも”初手”だけを集めていますので、タッチ沿いなどに有る矢印がそれに当たります。
②キックミス・時間つぶしは、図にしていませんので、対象にした全コーナーキックの本数分、矢印が有るわけではありません。
なお、例によって、私がブログ化した記事が元データですので、以下のような言い訳が有ります。ご了承ください。
①あくまで、私がチェックした試合の、しかも、見た目の、アバウト・データです。
②そもそもピッチ形状も、デフォルメしています。選手の動きを説明するためにゆがめています。
③映像の悪い配信もあって、どっちの選手が触ったか、判断しづらいプレーも多々含まれていますが、半ば無理矢理判断したこともあります。
なでしこリーグ1部の各チームとなでしこJAPANの計11チームについて、作成しましたので紹介します。
ただ、2019年分でも書いていますが、出来た図を自己評価すると、手間の割には、納得出来る内容や、新たな発見が出来たわけでは無かった。報われなかったような思いもあります。
1.マイナビ
右CKの方が結果が良いんですよね。右キッカーがほとんどなので、アウトスイングの効果だと思います。
2.浦和
左右あまり差は感じられない。
ニアばかりになっている様に見える。身長が有るのだから、ファーサイドを狙っても良いハズなんだけど・・。
3.ジェフL
散らして蹴っている印象。逆に言うと、メインターゲットが無かったのか?
4.日テレ
やはりショートコーナーが多い。
右CKの遠藤選手はニア狙いの傾向が強いのだけど、日テレにニアで合わせて決められる選手が居るか?と言えば疑問。
5.ノジマ
ニアサイドは狙っていない。南野選手を使い切れていないと言うことなのだろう。
6.新潟L
ここは、ファーファイドの川村選手狙いが基本で、その様相が出ている。
ニアの北川選手も結構ラッシュ&ピックAのピックプレーを使ってフリーになっていたのだが、完全にデコイ(囮)扱い。
7.伊賀FC
乃一選手が中央からファー狙に蹴るのが、基本だったのだが、均等な分布になった。
鈴木選手が蹴ると、ニア中心になって、このチームの良さを引き出せなくなったのでは?
8.C大阪堺
林選手が蹴るようになって、中央付近に集中してデリバリーできる様になっている。
ただ、それを決めるフィニッシャーと戦略がなく、無得点に終わったのだと思う。
9.I神戸
左CKの中島選手は散らして、右CKの杉田選手はニア中心に蹴っている。
三宅・田中・京川選手とメインターゲットが決まっていないのだが、チームとしてはニアサイドで合わたいのだろう。
ただ、ファーサイドで待つ髙瀨選手を使わないのはもったいない。
10.愛媛L
本数は少ないのだが、色々と大仕掛けな団体芸を仕込んでいて楽しませてもらった。
ゴールから離れた位置を攻めている。
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3-106 2019年なでしこ関連のコーナーキックまとめ③各チームの結果集積図 2019/01/09
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