『結婚のずっと前』 | セセデブログ

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年齢を重ねるにつれ、

結婚というものについて考える機会が増えた。


とてもドライな考え方かもしれないが、

私は結婚とは、夫婦の関係を

「内・外から」支えてくれる

システムだと考える。


法的な権利・義務関係が生じること、

また社会的な承認を受けることは、

二人を「外から」支えてくれるだろう。

そして、定められた形式を踏み、

互いに宣誓することは、

自分自身に良心の基準を与え、

二人を「内から」支えてくれると思う。


では、その結婚というシステムが支える

夫婦の「関係」とは、

どんなものであるべきなのだろうか?

それを考える上で大切な示唆をくれる言葉を一つ、

『結婚のずっと前』というメッセージ集から紹介したい。

押し付けがましいから

昨日の結婚式では言えなかったけれど、

姉には、こんな深い絆で結ばれた夫婦になってほしいと

心から願っている。




「結婚する前に

想像してみて


相手がもし明日

事故にあって

動けなくなったとしたら


仕事もなくなって

あなたがひとりで

病院代も生活費も

稼がないといけないとしたら


その上

動けなくて精神的に

ダメージをうけている相手が

ひどい言葉を投げかけて

あなたを傷つけるとしたら


それでも

あなたは相手の額に手をおいて

だいじょうぶ

ずっとそばにいるから

って言える?


それが

結婚する

ってことだよ」








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