サーバントコーチ 世古詞一オフィシャルブログ -個人と組織の変革のヒント -52ページ目

サーバントコーチ 世古詞一オフィシャルブログ -個人と組織の変革のヒント

株式会社サーバントコーチ代表取締役 世古詞一のブログです。

1本500円のワインと2万円のワインの違いは「味」ではない。



それは、「文化」の違い。


 


500円のワインには文化がないが、2万円のワインには文化がある。


 


ここで言う「文化」とは、そのワインを作っているシャトーの歴史だったり、


 

ブドウを守ってきた人々の歴史だったり、そのワインが秘めている様々な「ストーリー」のことである。


 


味と香りとともに、そのワインが生まれたストーリーも味わう。


 

それが2万円のワインの楽しみ方であり価値である。


 


しかし、そうした文化を味わうためには、味わう側にもそれなりの知識や教養、


文化を愛でる成熟度が要求される。


 


                           (千円札は拾うなより抜粋)


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私が考える成熟度とは、知識として知っている以上に、「想像できること」「感じること」ができることだと思います。 


  


 

例えば、サービスの良いお店には、見えていないところに、もっとサービスの仕掛けがあったりするのだと思います。 


 


 

お客さんの視点が高く、感じる力があるほど、お店のレベルの高さもわかっていくのだと思います。


 


どれだけ受け手がそれに気付けるか?感じられるか?


 


 

気づきや感性の中でも、「心地よさ」は流れがスムーズなだけに気がつきにくい。

一方、「心地悪さ」はすぐ感じるものです。


 


 

人に翻ると、他人を中傷したり批判ばかりする人というのは見えていない、気付けない人なんだろうな、


と思います。


 

悪いところはすぐ感じることができる。


 


気が付ける人は、他人の良いところにもたくさん目がいく。


 

人やサービスを受け入れられるかどうかはその人の成熟度次第だということですね。


 


 


 


この考えを個人と企業に当てはめてみたい。


 

個人の成熟度=想像力、感性


  


 


その感性で何を美しいと感じ、何で感動するのか?




その想像力で、物理的なものの先に何を見ることができるのか?


 


 


そういったものを突き詰めた先には、


 


 


個の「軸」「らしさ」「ism」「スタイル」「雰囲気」「世界観」


 


 

そういった言葉で表されるような、個人特有の「文化(カルチャー)」が見えてくる。


 


 


 

ここで言っているのは、心のあり方や美意識などの「質」の充実の話であり、


経済的に裕福、大金持ちなどの「量」の話ではない。


 


 

つまり、ここで最近話題でもある「品」や「格」といったものが試される。


 


人生の幸せを考える鍵はその「質」を追求することだと思う。


 


 


 


企業においても同様で、徹底的に突き詰めるべきは、時価総額〇〇億円などの「量」ではなく、


 


いかに感動的で楽しい世界を作り出せるか、という「質」を追求していくことが、


 


企業の幸せを考える上でも大切なのだと思う。


 


 


企業経営は芸術活動であり、経営者は究極のアーティストなのだと思う。


 


  

その突き詰めた先に、企業特有の成熟した「文化」が生まれ、伝播し、人の心を魅了し、ブランドとなり、


高い価値として認知されることになるのだと思う。


 


 


 

ライブドア事件での教訓でもあったのですが、企業として目指すべくは


品格を伴った、企業独自の世界観の実現や感動などの付加価値探求です。


 


 

それを可能にするのは、成熟した個人達なのだと思う。


 


 

周囲を魅了するような「ism」や「世界観」を持ちたいですね。


 


 

例えば 「イチロー」 のような。


  


 





     千円札は拾うな





お馴染な、ワイキューブ社長、安田さんの本。


さらっと読めますが、引っ掛かったところを。




スキルアップと成長は違う。


 


 


スキルは積み上げていくものだが


 


成長は「変化」することで、


 


その変化値は


 


「捨てられるものの量」が決めてとなる。


  


  

いかに捨てられる自分でいられるか。一からやれるか。そこが成長の肝。


 


 

戦後復興し、原爆2個も落とされたアメリカとこれほど仲良くできるのは

日本人の変化値の高さだとしている。


  


この変化値の高さこそが日本人の本当の強みだと。


変化の時代には「変化することが善」なのだと。




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成長についての考え方について、私は


 


成長=パラダイムシフト(PS)の連続体


 


だと以前書きました。


  


何かというと、 


 

PSして「変化」はするのですが、それまで培ってきた考え方や視点など成長した部分は


そのままその人に残る。その上で変化しなければならないということです。




稚拙な図を。


 






変化するためには、今まで培ったものを捨てなければならないと本書では言っています。


 


確かに、限られたリソースを集中させるために行うことを限定することになると思いますが、




今まで培われたものは生きるように私は考えたい。




実際、弊社のビジネスモデルはうまく強みを生かし変化させることに成功しました。


  


    


 


変化の時代という外部環境の中、「こだわり」を持ちすぎて変化できない人が多いので、


必要以上に「変化」を打ち出しているのだと思いますが。。。


 


 


 

突き詰めると、


変化しないことも大きなリスクと認識した上で




どの位リスクを取れる自己や企業でいられるか?その気概がいつまであるか。




ということだろう。


 


   


自分の取ったリスク分しかリターンは得られない。 


 


  


人生を振り返ってみて


 


特に能動的リスクをどれだけ取ったきたか?


 


最近、自身が変化していると感じるか?


 


 

選択を迫られる場面でも、また定期的にも自問していきたい。


  




組織力を高める



毎週金曜日の早朝にマネジメント研修が行われている。


リーダー層が参加しているが、丁度読み終えたこの本と被る話が今日は多かった。

 

 
この本では 組織力=業務遂行力×戦略能力 とまず定義づけている。


また、

 

組織力を高める上でキーになるのは、戦略と現場に関わるマネジャーだと
言うことで、マネージャーの心得的なものが書かれている。

 

 

 

■反対に組織力を低下させるものとは何か?ということで、以下4つが挙げられた

 

 

①情報の減衰


 情報は伝言ゲームを繰り返す内に薄まっていく。
 人は直接話しをした場合でも、聞いたことの8割しか理解できない
 それを誰かに伝えるのに9割しか伝えられない

 

 つまり、 

 

 社長   -     本部長 - リーダー -  メンバー
 100×0.8×0.9=   72%    52%       37%


社長からの話がメンバーには37%しか届かない。

 

これが組織力を低下させる。

 
単なる数字の世界ではあるが、ぞっとする。

 

   

マネージャーは、情報を新たに自分の熱意を込めて伝えなおさなければならない。

 

 

 
②力(チーム力)の減衰(これはまさに今日やったこと)

 
 A:マネジャーとメンバー間の情報の減衰。仕事の理由や背景を伝えない。
 B:マネジャーがメンバーの力を理解していない。
 C:マネジャーがメンバーを支援しない。フォローアップ
 D:マネジャーがメンバーのやる気を引き出せていない。

  

  

 
③フィードバックグループの減衰(メンバーが成長しない)

 
 PDCAが回っていない。
 マネジャーからメンバーに対するFBこそが人を育て、組織を強化する。
 FBをうまく回していくためには、目標設定の共有が大切!!

 

 

  

④顧客の声の減衰

 
 これも情報の減衰によって、現場しか理解しておらず戦略を立てる側に回っていないことが多いとのこと。



 
■マネージャーに求められることは、「やり遂げること」

 

そこで、遂行能力を上げるステップ

 

①目的を深く理解する。
 「何を行うのか?」よりも「なぜそれを行うのか?」

  

  

②確実に伝える。
 自らの言葉で伝え抜く。

 

 

③具体的な目標・活動に落とし込む
 コミットメントリスト(誰がいつまでに何をどのようにやる)

 

 

④遂行させる
 支援し、状況を常に把握。

  
 「やって見せ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」  by山本五十六

  

 

⑤完了を見届ける


 

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ミドルマネジメントの重要性は特にこの業界では大きな課題。


特に来月からは新卒社員が入ってくる。

 

  

  

以前リクルートの方が、業界を超えて第一線で活躍する優秀なビジネスマンの方の共通点を調べた。

 

なぜその人は優秀とされているのか?ルーツは?

 
大学でも学部でもない。コネかどうかでもない。嗜好でもない。

 

共通点は唯一

  

  

「入社して最初に配属された部署の上司」

 

  


マネジメントに携わるものとして、若く可能性のある人材の行く末に大きな影響力を持つ自身の力に、

義務感と責任感を持っていきたい。