お馴染な、ワイキューブ社長、安田さんの本。
さらっと読めますが、引っ掛かったところを。
スキルアップと成長は違う。
スキルは積み上げていくものだが
成長は「変化」することで、
その変化値は
「捨てられるものの量」が決めてとなる。
いかに捨てられる自分でいられるか。一からやれるか。そこが成長の肝。
戦後復興し、原爆2個も落とされたアメリカとこれほど仲良くできるのは
日本人の変化値の高さだとしている。
この変化値の高さこそが日本人の本当の強みだと。
変化の時代には「変化することが善」なのだと。
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成長についての考え方について、私は
成長=パラダイムシフト(PS)の連続体
だと以前書きました。
何かというと、
PSして「変化」はするのですが、それまで培ってきた考え方や視点など成長した部分は
そのままその人に残る。その上で変化しなければならないということです。
稚拙な図を。
変化するためには、今まで培ったものを捨てなければならないと本書では言っています。
確かに、限られたリソースを集中させるために行うことを限定することになると思いますが、
今まで培われたものは生きるように私は考えたい。
実際、弊社のビジネスモデルはうまく強みを生かし変化させることに成功しました。
変化の時代という外部環境の中、「こだわり」を持ちすぎて変化できない人が多いので、
必要以上に「変化」を打ち出しているのだと思いますが。。。
突き詰めると、
変化しないことも大きなリスクと認識した上で
どの位リスクを取れる自己や企業でいられるか?その気概がいつまであるか。
ということだろう。
自分の取ったリスク分しかリターンは得られない。
人生を振り返ってみて
特に能動的リスクをどれだけ取ったきたか?
最近、自身が変化していると感じるか?
選択を迫られる場面でも、また定期的にも自問していきたい。