その6 中毒?
僕は奴隷です。
今日の最初のお仕事は姫様を起こすことでした。
姫様は6時40分に起きるとおっしゃっていましたが、何度起こしても、
「もう少し」といって起きてくれません。
「姫様、それでは何時に起きられますでしょうか?」と尋ねると、
姫様は「7時40分に起こせ。」と命じられました。
そこで、7時40分に起こそうとしたのですが、どうしても起きてくれません。
結局、姫様が目覚めたのは8時過ぎになってしまいました。
その結果、「7時40分に起こせと言ったのに、なぜ起こさない!」と怒られ、
枕を投げつけられました。
僕は、何も言うことはできず、枕に顔をうずめて泣きました。
僕の朝は、こんな感じで始まるのです。
でも、今日は姫様と夜にお会いすることができなかったので、
怒られたのは朝のこの件だけでした。
いつもより、怒られる時間がずっと少なかったです。
怒られないことは良いこです。
でも、何か変です。何かが足りない感じです。
麻薬中毒者やアル中の人が、麻薬やアルコールを求める感覚ってこんな感じなのでしょうか?
僕の感覚は壊れてしまっているようです。
もしかして、僕は既に幻覚の世界に生きてるのでしょうか?
明日からも奴隷生活を頑張っていこうと思います。
その5 お褒めの言葉
僕は奴隷です。
火曜日はもえるゴミの日です。
ということで、本日の第一の仕事はゴミ捨てです。
そして、今日も色々いろいろと姫様のお仕事をしました。
でも、今日は姫様からお褒めの言葉を頂きました。
「お前は、奴隷の仕事をしているときだけ輝いている。」
褒められたのでうれしくなって、姫様と会話をしようとしたら
「どうして会話に入ってくるの!」
と怒られました。
そう僕は姫様と会話をすることはできないのです。
会話だけでなくメッセでも僕は姫様に返信ができません。
一方的に姫様からメッセが送られてきますが、僕の返信は拒否されるのです。
「あなたはどうせ何もしゃべる必要がないのだから、これで良いのです。」
と姫様は言っておられました。
そして、メッセでの命令は今日も明日もくるのです。
その命令は絶対です。
だって、僕には「はい、わかりました。」と返信することさえできないのですから。
明日からも奴隷生活を頑張っていこうと思います。
その4 くさいわ!
僕は奴隷です。
今日は、姫様がお仕事から帰ってきた後、姫様から命令されていたクリーニングを届けに姫様の宮殿に行きました。
ただし、ここで僕は大きなミスを犯していました。
お酒を飲んでしまっていたのです。
姫様に会うなり、
「くさい!何なの!」
と怒られました。
その後も僕がいた場所に姫様が行と
「ここにいたでしょ!くさいわ!」
と何度も言われました。
そう、僕は姫様のお部屋に存在してはならなかったのです。
姫様は匂いにとても敏感です。
姫様はいつも香しい匂いがするそうです。
そんな姫様のお部屋に僕は臭い匂いを持ち込んでしまいました。
怒られても仕方がないのです。
でも、そんな僕に姫様は新たな命令をいっぱいしてくれました。
明日からも奴隷生活を頑張っていこうと思います。