10年代から至る所で音楽フェスが開催されるようになったように、アーティスト主催の音楽フェスも日に日に増えてきた


有名どころは10-FEET主催の京都大作戦、G-FREAK FACTORY主催の山日と音楽祭などだが、川崎にてSiM主催の恒例フェス、DEAD POP FESTiVALが開催されている中、FLOWが新しいフェスを立ち上げた
ロックバンドが主催するアニソンロックフェスティバルである

前日須田景凪のワンマンに参加していたのもあって、今回は2日目に参加
ラインナップを見ているとロッキンに参加しているような感じがしなくもないが、ここでしか見れないようなアーティストの名前もしっかりある

・ROOKiEZ is PUNK'D[welcome act](11:00〜)
本来はwelcome actが始まる11時の少し前に会場入りする予定だったが、知り合いから初日は開場時間から激混みしていたことを聞き、開場と同時に会場へ
するとすんなり入れてしまったのだが、おかげでwelcome actをリハから見ることが出来た
そのwelcome actは去年活動再開したばかりのROOKiEZ is PUNK'D
ライブを見るのは12年ぶりである

定刻になるとSEもなく4人が現れるが、現在ドラムのUは活動困難なため、サポートドラムとサポートギターを交えての活動
ベースもRYOTAに変わり、オリジナルメンバーはボーカルのSHiNNOSUKEのみになった

この日のROOKiEZはアコースティックセットになっており、普段のミクスチャーロックの側面は控えめ
なのでかつて「青の祓魔師」のOPとなっていた「IN MY WORLD」も重厚なラウドサウンドは成りを潜めているが、

「響く愛の詠唱」

よろしく、優しい愛のロックとなっている

あのときは青エクがこれほどまで続く人気作品になるとは思わず、今や青エク=UVERworldのイメージが定着している
でも1期を知らない青エクファンには「こんな素晴らしい曲があったんだぞ」と教えたい
なにせROOKiEZは12年前、ワンマンを見たバンドだから

サポートメンバーも含め、ROOKiEZはメンバーの大半が横浜と繋がりがあるようで、

「癒着はバッチリ!ホームタウン‼」

と話すSHiNNOSUKEには「いや、そうだけど」とツッコミを入れたくなったが、アコースティック編成だとBLEACHの主題歌だった「Song for...」は非常によく似合う
フルが解禁された際、ラップが賛否両論を招いていたけど、あの時代はどのアニメタイアップ曲も厳しい目で見られていたことを思い出した(特にジンの「解読不能」がコードギアスの主題歌となった直後、とてつもない賛否両論となっていたのは今も覚えている)
今はその頃と比較すると、だいぶ見る目が柔らかくなった方である(それでもよりアニメのみならず、タイアップに配慮していないと容赦なく炎上するが)

SHiNNOSUKEはROOKiEZを初めて見た方にも配慮してか、FLOWはアニバーサリーイヤーのライブに出演してくれたこと、復活ライブにも出てくれた縁を話すが、本来はミクスチャーロックバンド
でかい音を徐々に鳴らしたくなっていたようだが、welcome actとして会場を温めることを優先

「回転数上げていきませんか?」

とSHiNNOSUKEが煽るのは「弱虫ペダル」の初代オープニングとなった「リクライム」
最新シリーズでは04 Limited SazabysやNovelbrightが主題歌を担当していたが、長い「弱虫ペダル」のTVシリーズの始まりを告げたのがROOKiEZ(ちなみに同じクールで主題歌を担ったのはあのアンダーグラフ、そこからMAGIC OF LiFEも担うように)
アコースティックながら歓声を起こせる曲はそうないだろう
朝早い時間ながらも気持ちよくサイクリングしているような合唱が起こっている

「皆さんが好きなアニメの魅力を世界中に広げていけたら」

とSHiNNOSUKEが願いつつ、

「来年はメインアクト‼」

と野望をたぎらせ、最後は「デュラララ!!」の主題歌として知られている「コンプリケイション」

「次のライブはブラジルなので、よろしければ是非‼」

とSHiNNOSUKEが話していたのにはツッコミを入れたくなったが、かつてアコースティックライブにも足を運んだバンド
久々にバンドセットでライブを見たくなった
12年くらい歳月が空いてしまったが、カッコよさは健在だった

セトリ
SC①IN MY WORLD
SC②リクライム
IN MY WORLD
Song for...
リクライム
コンプリケイション

・BURNOUT SYNDROMES(12:00〜)
アニソンロックフェスであれど、このイベントは音楽フェスと変わりない
なのでリハーサルをする時間もあり、前日出演したKEYTALKにSPYAIR、KANA-BOONといったロックフェスお馴染みのバンドに加え、オーイシマサヨシまでリハをやっていたのだが、この日リハをやったのはこのBURNOUT SYNDROMESのみ
そう言えば前回見たのもリスアニライブというアニソンを完全生演奏するフェスだった

開園時間が近づくと、声優の名塚佳織が交響詩篇エウレカセブンのエウレカの声でナレーション担当するあまりに豪華なオープニング
そう言えばFLOWとORANGE RANGEが主題歌を担当したコードギアスシリーズでもナナリー・ランペルージの役を担当していたし、FLOWと切っても離せない縁だからこそ、アーティストコールなども務めてくれたのだろう(個人的に名塚さんはストライクウィッチーズのリーネちゃんことリネット・ビショップのイメージがあまりに強いが)

そんな豪華すぎるオープニングを経て、

「FLOW THE FESTIVAL 2024」

とこの日のために作ったであろうSEで登場すると、ドラムの廣瀬は前に思い切り出て、ベースの石川はお馴染みのヘッドセット
それにしても眼鏡を着用しているボーカルの熊谷は年々、文学少年感が増しているように見えるが、

「おはよう世界 Good Morning World!!」

とこのフェスを幕開けさせる「Good Morning World!!」で始まるとバックには「Dr.STONE」のオープニング映像が

アニソンロックフェスと銘打ってるこのフェスだから出来るコラボ
ロックフェスではまず出来ないだろうし、客席からたくさんのペンライトで照らされているのもアニソンロックフェスの特徴だが、忘れてはならないのはBURNOUT SYNDROMESは来年で結成20年を迎える超ベテランということ(結成は中学とあまりに早い)
経験に見合うように廣瀬は手数の多いビートをこなすし、「ハイキュー!!」主題歌故にペンライトが(日向翔陽をイメージして?)オレンジに染まった「ヒカリアレ」では、熊谷がライトハンド奏法をサピでやるし、ローボイスからハイトーンボイスまで熊谷は難なくこなす
リハの時から体感していた声域の広さや発声の大きさは長い年月を経て培ったものだろう

しかしBURNOUT SYNDROMESは「バンド界の平沢進」とも称されており、「魔王学院の不適合者」の主題歌として東山奈央の声を同期させた「魔王」は石川がシンセベース(でいいのだろうか?エレキベース以外を使っていたのは間違いない)を用いつつ、途中でエレクトロダンスミュージックに変わるカオスな曲調になるし、FLOWのKEIGOやKOHSHIを招いた「I Don't Wanna Die in the Paradise」は00年代のラップロックのようになったりと、スリーピースからは考えられない幅の広さがBURNOUT SYNDROMESの特徴
それがアニメタイアップによってどんどん世界が広がっている

ちなみにFLOWとはツーマンしたり、ラックライフも加えたスリーマンツアーに参加したりしているが、

熊谷「FLOWの皆さんはレジェンドですから」
KEIGO「いやレジェンド(JAM Project)いるから‼」

とレジェンド呼びは見事に阻止
なお熊谷によれば、この日の出演者の活動経歴は合わせて120年になるらしい

「銀魂」の主題歌になり曲中のみならず、歌詞にも和の要素を取り入れていた「花一匁」、「ハイキュー!!」の主題歌としてエレクトロ要素を取り入れて石川のうねるベースラインや廣瀬がテクニカルなビートを刻む「PHOENIX」で踊らせたあと、

「色んなアニメの主題歌のおかげで世界に連れて行ってくれました。ロックバンドとして、アニソンが好きだというフェスを作ってくれたFLOWを誇りに思います」

と話す熊谷

BURNOUT SYNDROMESはデビューした当時から、既に只者ではない才能を出していた
それがアニメタイアップと結びつくことでより開花し、アニメを通して世界に羽ばたけるようになった
10年代途中までは、メジャーに行ってアニソンバンドに改造されてしまうことを嫌がる音楽リスナーもいたし、バンド側も複雑だったかもしれない
でもFLOWがアニソンロックを受け入れる現場を作った
これからはより、アニソンロックバンドであることを誇りに思うことが出来る

そして最後はデビューシングルの「FLY HIGH‼」で石川はジャンプ
冒頭で熊谷は、

「このステージは風呂をイメージしているようです。」 

とトップバッターとしてステージのコンセプトを解説した

つまり和の要素を出したフェスでもあるのだが、BURNOUT SYNDROMESのアルバムを聞いたことがない方はアルバムをしっかり聞いたほうが良い
とてつもなくコンセプトが固まっていることに驚くから
そんなBURNOUT SYNDROMESの凄さを知ってるから、ぴあアリーナでワンマン出来るまでに規模が大きくなるべきと思っている

セトリ
SC.BLIZZARD
Good Morning World!!
ヒカリアレ
魔王
I Don't Wanna Die in the Paradise w/KEIGO, KOHSHI
花一匁
Phoenix
FLY HIGH‼

・SCANDAL(13:10〜)
アクトとアクトの間にはサブステージで催しが行われ、BURNOUT SYNDROMESの後にはニッポン放送の吉田尚記やNONSTYLEの井上裕介、スピラ・スピカの幹葉(ライブアクトに何故入れない)によるトークコーナーがあったが、次に出演するSCANDALを見るのは7年ぶり
SUPER BEAVERのツアーにゲストで出演したとき以来である

かなり久々に見ること、並びに前回ライブを見たのはステージが低すぎて後方からまずステージが見えないF.A.D. Yokohamaだったのでステージ下手よりTOMOMI(Ba.& Vo.)、HARUNA(Vo. & Gt.)、MAMI(Gt.)、RINA(Dr.)とBOBOがサポートドラムを務めていた頃のフジファブリックのような横一線の布陣を見るのは初めて
それに7年も経過していると、どのようなセトリを組むのかも読みにくいのだが、アニソンロックフェスだからか序盤は「HARUKAZE」に「少女S」とBLEACHの主題歌だった曲が続く

「HARUKAZE」はタイトルの如く、爽やかな風を感じさせるギターリフをMAMIが鳴らし、ハードロックテイストな「少女S」はTOMOMIが太いベースを鳴らしているが、この頃のSCANDALは作詞こそSCANDALのメンバーが関われど、作曲は外部という特殊な形態になっていた
なのでこの頃のSCANDALは正直、あまり聴いてなかったし、2013のロッキンでSCANDALの出演が発表されたときは寝耳に水状態だった
チャットモンチーやねごとがシーンを引っ張っていたし、どうもロックに見えない時期があったのだ

HARUNAがFLOWと日本で共演するのは、ORANGE RANGEも交えて大阪のBIGCATで行われたスリーマン(FLOW THE PARTY2012)以来
かなり久々に日本で共演したようだが、

「「HARUKAZE」や「少女S」はその頃にやってた曲。今でもやっていて初期の曲もやりますが、最新の私たちも見て欲しい」

と「やっぱりそういう流れになるような〜」と思いつつ「LUMINOUS」から「群青pleats」から放たれるが、近年の曲の方が遥かにロック
というのはSCANDALは以前、ロッキンオンのアナログ企画でディスコ関連のアルバムをピックアップしていた
なのでシーケンスを入れつつも、TOMOMIの太いベースで踊らせるような曲の方が遥かにロックバンド、SCANDALらしいなのだ

それは「Plum」もそうで、

「ティッシュを1枚」

のフレーズを耳に残させつつ、MAMIが細かいギターリフを奏でたらエモいメロを鳴らす近年の曲の方が腕が上がってしまう
それは楽曲提供された曲ではなく、HARUNA達が1から自分たちの手で作り上げた曲というのも大きい気がする
ロックシーンに受け入れられるようになるまで、かなり時間を要した印象があるから

そんなSCANDALだが、メンバーチェンジせずに活動したガールズロックバンドのギネス記憶を更新したのは有名な話
客席からは「世界一」と書かれたタオルを掲げるファンもいるなど、凄い名誉を手にしているのだが、この日のSCANDALの衣装は白で統一されているのに

「なんでペンライト赤?」

とHARUNA達が疑問に抱く現象が発生
タイアップ曲はともかく、ノンタイアップでも赤になる基準は全く分からない

そんなモヤモヤを綺麗に突き破るのは先日まで放送されていた「HIGHSPEED Étoile」の主題歌になっていた「ファンファーレ」
SCANDALがアニメ主題歌を担当するのは久々な気がするが、青空の下を気持ちよくドライブで駆け抜けていきそうなストレートなロック
王道は王道でもアニメタイアップを連発していたころより円熟したアンサンブルを鳴らしている
自分はガールズロックバンドという表現を使うのはあまり好きではない
でも少女達には、SCANDALはHump Backやチャットモンチーと同等、いやそれ以上に憧れの存在になっているのではと思う

RINAのタイトなビートに合わせてステップを思わず踏んでしまう「テイクミーアウト」と来て、「Image」ではHARUNAの周りにTOMOMIやMAMIが集まるが、SCANDALは一時期アイドル的見方をされていた
制服姿でMステに出演していたのは今も覚えているけど、flumpoolがアイドル視されていた時代
SCANDALも同様の扱いをされていた(共に自身が作曲していない曲がヒットしてしまったため)
そのイメージを拭い去るにはかなり時間がかかっていたが、HARUNAが告げたように

「人はいつだって生まれ変われるんだ!!」

個人的にDISH//やflumpoolのファンはSCANDALのファンと仲良くなれそうだし、スリーマンしても良いと思う

そして最後は「瞬間センチメンタル」だが、ここで大きな歓声が沸く
何故なら「瞬間センチメンタル」は「鋼の錬金術師」の主題歌として起用された曲であり、ハガレンの映像も流れたから
自分は「銀の匙」は通っておきながら、「鋼の錬金術師」は通ってない数奇な人間だが、

「どんな瞬間だって運命だって
ひとつだけ確かなものがあると知った
限界だって困難だってあきらめたくないよ」

という信念があったからSCANDALはギネス記憶に名を連ねるほど、世界中に知れ渡るバンドになったのだと思う

高校の頃、同級生と通ったカラオケでやたらSCANDALの曲が歌われていた
自分はその頃Dragon Ashに傾倒していたので、そこまで関心を抱いてなかったが、高校を卒業してからSCANDALのライブを2回見たと、当初「少女S」を歌っていた知り合いに報告したら、どんな返答が返ってくるのか、大いに気になった

セトリ
HARUKAZE
少女S
群青pleats
Plum
ファンファーレ
テイクミーアウト
Image
瞬間センチメンタル

SCANDALが終わったサブステージの時間でトイレに行く予定だったが、間髪入れずストリートダンス集団O-MENZのパフォーマンスが開始

「ちょっとでも見て」

と謙虚にお願いされたので見てみたら、ものすごくキレのあるダンスで持っていかれてしまった
是非とも他の音楽フェスにも呼ぶべき集団だと思う

・ORANGE RANGE(14:20〜)
同郷にして、長きに渡ってメジャーで戦ってきた盟友
FLOWとは切っても切れない関係であるORANGE RANGEがFLOW THE FESTIVAL初年度に駆けつけた

BURNOUT SYNDROMEZが終わった直後のトークコーナーでNON STYLEの井上裕介が、

「昔ORANGE RANGEのライブでダンサーをしたことがある」

と話していたが、まさに井上がダンサーをしたことがある「上海ハニー」からスタート
YAMATOはBlurのTシャツ、HIROKIはこのフェスのTシャツを着用し、親和性をアピールしているが、恒例のカーチャーシーも健在
静かに一体感を形成していく

「double circle」のツアーで曲にちなんでレンタルパンティーが実施され、レンタルする人が続出した「Pantyna」は、「流石に会場でパンティーを振り回す人はいないだろ」と思った通り、振るものはタオルへ
しかしよく見たらHIROKIはパンティーをまとめたものをタオルのように扱っており、「そんな使い方有り!?」とツッコミを入れたくなる
レンタルパンティー制度は今後もツアーでやるのだろうか

FLOWとの接点を知らない方のために、HIROKIは客席に向かって説明を始めるも、

「絆、癒着、断られない関係」

とどちらかと言えば脅されているような関係のように説明したので、ギターのNAOTOは大いに笑っていた
ちなみに紹介はなかったが、サポートは恐らくHIGH and MIGHTY COLOR、DracoVirgoのドラムSASSYなので、こちらもFLOWやORANGE RANGEと同郷

RYOの紹介によって客席が湧いた、石井琢朗の現役時代の登場曲「以心電信」はワンマンではないからだろう
合いの手は少し小さく聞こえたが、代表曲はしっかりやるのがORANGE RANGEのスタイル
自分のようにORANGE RANGEの全盛期をリアルタイムで体感していた人間を青春時代に戻してくれる

並びにORANGE RANGEといえば夏バンド
YOHが低音の効いたベースで基盤を支えながら「ロコローション」で夏の到来を告げるのだが、その後会場はゆっくり暗転
壮大なメロディーが流れるのは「※〜アスタリスク〜」への導入だが、生で聞いたことある人間は少ないのだろうか、イントロで気づく人が多かったし、何より歓声が大きかったのは「BLEACH」の映像も流れたからだろう
トークコーナーで、

「ORANGE RANGE、1曲もアニソンをやらないのでは?」

説がささやかれていたが、流石に1曲はやってくれた

しかしORANGE RANGEといえば、唐突に「ナンダコレ」な曲をやるのがフェスでのお約束
今回そのきょくになったのは、好き好きロンちゃんがジャケットを飾ったことで話題になった「はい!もしもし・・・夏です!」で、HIROKIのレクチャーにより、

「パジャマのまんまで」
「学校来ちゃった!!」

の合唱は起こるものの、ツービートというSASSYが大きく本領を発揮できる曲で、HIROKIは2番の

「はいもしもし」
「夏です!!」

のレクチャーを忘れてしまったことを報告
YAMATOやRYOに、

「フェスは時間限られているんですよ!!」

とお叱りをくらったが、途中からではなくまさかの最初から(笑)
なお後ほどトークコーナーで、

井上「あれは狙ったのか?」
吉田「彼らはそういうことはしない(笑)」

とこのハプニングが取り上げられたが、恐らくHIROKIの天然だと思われるだし、なんならこのハプニングに乗じて、

HIROSHI「FLOW THE FESTIVAL?」
客席「最高!!」
HIROSHI「ノリいいな〜」

と開き直ったのを忘れてはならない(笑)

しかしこのハプニングをひきずらないのが社会現象まで巻き起こしたモンスターバンドであり、

RYO「沖縄のバンドだからこれをやらないわけにはいかない‼」

の一言から、「イケナイ太陽」へ
ヒット曲が多いから選択肢が沢山あるし、定期的に新たな代表曲を生み出す
昔ほどの勢いはないけど、今でもモンスターバンドであり続けている

最後は、

「ロックバンドらしく、帰ります!!」

とRYOが告げ、シーンにORANGE RANGEが旋風を巻き起こす始まりとなった「キリキリマイ」で強大なラウドサウンドを残して終了

終わった後、

「O2聞きたかった〜」

という声もあったし、

「アニソンロックフェスを無視して、青春に戻してくれた(笑)」

と色んな声があったが、こうなるのはそもそも想定内である
この日の出演者で最も我が道を行きそうだったから

そしてFLOWとのコラボ曲は最後に取っておいたことをこの時、多くの人が気づいていたはず

セトリ
上海ハニー
Pantyna
以心電信
ロコローション
※〜アスタリスク〜
はい!もしもし・・・夏です!(2サビ直前まで)
はい!もしもし・・・夏です!
イケナイ太陽
キリキリマイ

・JAM Project(15:30〜)
前日はSUMMER SONICに出演経験があるとはいえ、音楽フェスではまず見れないGRANRODEOが出演
この日のここでしか見れない枠はアニソン界のレジェンドこと、JAM Projectだろう

SEもなくいきなり咆哮がステージから炸裂し、近年の代表曲であろう「THE HERO!!〜」から勢いよく始まるが、後方にはこの日のライブ恒例となったアニメ映像
当然ながら「ワンパンマン」の映像が流れているが、この勇ましいハードロックは音楽フェスでも十分通用する
5ステージ制のCDJならASTRO ARENAに呼ぶべきと思えるレベル

ついで「The Brave」
どこかで聞いたことあると思いきや、ストレイテナーが主題歌を務めたことがある「勇者ヨシヒコ」シリーズの主題歌だった曲
たまに自分もTVで見て笑っていたが、まさか主題歌を生で聞ける日が来るとは…
それにしてもアニソンロックフェスとはいえ、JAM Projectまでアニソン以外の曲をやる
ほぼアニソンで縛っているアーティストがBURNOUT SYNDROMESだけになるなんて、誰が予想しただろう

メンバー1人1人が自己紹介した後、

「去年は呼んでくれなかったけど、今年は呼んでくれた!!」

と昨年のアニソン縛りに出れなかった分、今年呼ばれたことをとても喜んでいたが、牙狼シリーズの主題歌「牙狼-SAVIOR IN THE DARK-」も聞けるとは…
自分はパチンコを通して知ったので、原作を見ようとはしているものの、全然時間が取れない
昔ほど牙狼シリーズも打ってないが、やっぱり「牙狼」といえばこれ
黄金騎士がホラーに立ち向かうのがすぐにイメージ出来る

そのうえでノンタイアップ曲「SEVENTH EXPLOSION」は最初、奥井雅美によるソロから始まるがなんと言っても影山ヒロノブに遠藤正明、きただにひろし、福山芳樹が参加しているユニットである
1人1人の歌唱力がとんでもないし、コーラスワークも圧倒させられてばかり
FLOWのKEIGOが「レジェンドいる‼」とBURNOUT SYNDROMESの熊谷に話したのも納得である

このアニソンロックフェスについて、

「誰かがやろうとしないと始まらない。FLOW、始めてくれてありがとう‼」

と敬意を払いつつ、

「JAM Projectもよろしく‼」

としっかりアピールしていったが、大空や銀河で激しくぶつかり合っている雰囲気を醸し出す「VICTORY」、CMでも耳にしたことがある勇敢な「GONG」とスーパーロボット大戦にまつわる曲を連発
参加者を大いに喜ばせるが、「スーパーロボット大戦といえばこれ‼」なラスト、「SKILL」ではFLOWからKEIGOやKOHSHIも加わるプレミアムバージョン
何度も何度も客席を飛ばしまくり、Motto Mottoどころじゃない光景を見せつけた
自分が恐らくアニサマに参加する確率は低いだけに、滅多にお会いできないだろうレジェンドとの邂逅だった

セトリ
THE HERO!! ~怒れる拳に火をつけろ〜
The Brave
牙狼-SAVIOR IN THE DARK-
SEVENTH EXPLOSION
VICTORY
GONG
SKILL w/ KEIGO、KOHSHI

JAM Projectを終えると、声優増田俊樹による物販紹介
自身が出演していた「サムライフラメンコ」をやたらと押していたが、そういえばFLOWの「愛愛愛に撃たれてバイバイバイ」がOPだった
その縁で呼ばれたのか?

・Creepy Nuts(16:40〜)
2日間の出演者で人気は断トツ
だとしても参加者の大多数が「なんで?」と大いに驚いたのがこのCreepy Nutsの出演
いずれはこの位置が当たり前になるだろうトリ前への出演だが、出演への伏線はTAKEのTwitterを見るとよく理解できる

お馴染み雑踏の音が聞こえてくるSEが流れ、SEが終わると同時に松永とR-指定がゆっくり現れるのだが、Creepy Nutsはツアーをやる毎にフェスセトリが変動する傾向があると思われる
なのでJAPAN JAMとセットリストは変わってないが、挨拶代わりにR-指定が高速ラップを炸裂させる「ビリケン」では松永がスクラッチをしまくり、「よふかしのうた」OPだったのである意味このフェスに合った選曲である「堕天」はR-指定が煽ったことで合いの手で次々に合唱が起こる
こうしたアニソンが軸のフェスにCreepy Nutsがいるのは珍しい気もするが、来年東京ドームでワンマンするヒップポップユニットだ
もうアウェイなんてどこにもないだろう

松永もコーラスを務める「合法的トビ方ノススメ」ではR-指定の指示により、両手を挙げさせられるが、

「ここまでのアーティストはみんな優しかったのに、急に「〜しろ」とか命令してきた…。命令口調ですいませんが、しばらくこれが続きます‼」

と他のアーティストとやり方が違うことを謝罪するR-指定
ただ無理にノる必要はなく、自由に楽しんでいいこと、知っているフリをすればいい(そういえばJAM Projectも似たようなことを話していた)と伝えたが、ハードロックなトラックに載せてラップを載せる「顔役」、不穏なトラックから高速ラップが放たれ成し遂げた途端に大歓声が起こる「生業」ともう存在そのものが圧倒的
スキルでハートを鷲掴みされ、ノッてしまうのである

そのうえでスキルといえば世界一のDJにもなった松永
全身を使ったDJプレイを行い、観客を大いに沸かせていくが、そのDJプレイからイントロでどっと湧いたのは世界的ヒットとなった「Bling-Bang-Bang-Born」
Tik Tolkでも上半期のベストに選ばれ、Creepy Nutsの名前がより世界に届くようになったものの、注目された振り付けを行うのはやっぱり極小数
振り付けを楽しむ層は恐らくロックフェスには来てないのだろう
アーティスト側が手動して出したものではない点も影響していそうな予感

しかしその直後、何故か松永に「ふざけんな!!」という野次が飛び、原因はKOHSHIのサングラスを持っていった件だろうか、

「俺たち加害者(笑)」

と自虐する松永

R-指定も

「俺たちは害しか与えてない(笑)」

と開き直りを始めるのだが、

「それでも呼んでくれるんだからのびしろしかないよね?」

と都合の良い解釈に取り、「のびしろ」にて

「のびしろしかないわ」

の合唱を起こす
現代社会を生き抜くためには、これくらい開き直っていた方がいいのかもしれない(遅刻に関しては御法度)

そしてFTFは持ち時間が45分くらいあるので、JJでは外れていた「よふかしのうた」も行われる
やっぱりフェスは持ち時間45は欲しいし、これで「よふかしのうた」は主題歌が両方披露されたことに
最後の松永のスクラッチソロもカッコいいだけに、この5分はあまりに偉大だ

その「よふかしのうた」にかけてだろうか、夜型の2人は、

「今日は夜更かししてくださいね。明日は仕事かもしれませんが。」

と言いつつ、現実に戻すあまりのドSぷりを感じるが、

「二度寝もしてくださいね!!」

と最後の「二度寝」に繋ぐ完璧な流れ
あしたは平日だけどBeautiful Dayとなる締めくくりだった

セットリストが同じだろうと楽しめたのは、R-指定と松永のパフォーマンスが横綱相撲となりつつあるから
来年行われる東京ドームワンマンも凄いことになる予感がしている

そしてKOHSHIのサングラスを取ったことへの伏線回収は凄い形でなされることに

セトリ
ビリケン
堕天
合法的トビ方ノススメ
顔役
生業
松永のDJソロ
Bling-Bang-Bang-Born
のびしろ
よふかしのうた
二度寝

・FLOW(17:50〜)
いくら開場10時、開演11時だとしてもサブステージがある関係上6時間ノンストップ状態
こういう休みのないフェスはJAPAN JAMやロッキンで慣れているとはいえ、会場の熱気が凄いのか限界寸前
前日から参加している方なんて尚更キツイだろうが2日目、いやこの2日目間のフェスを締めるのは主催者のFLOWにしか出来ない
前日に隠し玉としてBACK-ONが参加しているだけに、今日も隠し玉がいるかにも密かに注目していたりする

時間になり、ツーマンツアーでも使用されていたSEと共に既に2回ステージに登場しているKOHSHIとKEIGOのツインボーカルに加え、TAKE(Gt.)やGOT'S(Ba.)、IWASAKI(Dr.)も姿を現すが、PVではメンバーが新体操をやっていたのが印象深い「風ノ唄」で早々に大合唱
主題歌となっていた「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」の映像も流れているが、両サイドスクリーンには今まで表記されなかった歌詞が出現
「思う存分に歌え!!」とスクリーンから促しているようなもの

次いでドラゴンボールの映画主題歌でもあった「HERO〜」とこの日のFLOWはとことんアニソン仕様
FLOW THE FESTIVALがアニソン縛りになる分、FLOW THE PARTYはセトリを固定せずに全会場セットリストを変えていたが、FLOWは常に音楽性が変わるバンドでもある
初期はパンクロックだったが、「風ノ唄」はストリングスを入れつつもTAKEが爽やかなメロからライトハンド奏法まで、「HERO〜」はハードロックとエレクトロを上手く混ぜている
アニメタイアップはめちゃくちゃ多い
でも同じことを焼き回ししているだけではない
今もミクスチャーロックバンドであり続けている

しかしKOHSHIやKEIGOは既に2回もステージに出ていること、特にJAM Projectのとの共演は相当体力を持っていかれるようで、

KEIGO「神々と共演したからHP残り2」
KOHSHI「「SKILL」は本当にスキルを求められる(笑)」

とレジェンドとの共演は生半可な気持ちでは出来ない模様

さらにR-指定がKOHSHIのサングラスを持っていった件は、

「サングラスが出演のチケット(笑)」

と「GO!!!」をやる前にサングラスを取って普通に素顔を曝す(笑)
KOHSHIは自らネタにするくらい、心が寛容なのだろう
TAKEは何故か真顔でコップを持ち、飲むパフォーマンスをしていたが

するとここでスペシャルゲスト
前日はBACK-ONが駆けつけたが、この日は昨年から本格的にソロ活動を始めたCHiCO
CDJ22/23にはCHiCO with HoneyWorks名義で出演していただけに後2年早ければバンドで出た可能性もあるが、披露したのは新曲の「我物語」
CHiCOとFLOWによるコラボ曲だが、GOT'SやIWASAKIのパンクなリズムにKEIGOのラップはメジャー初期のFLOWを想い出す
メンバー最年長ながら、未だにパンキッシュなビートが刻めるIWASAKIは本当に凄い

CHiCOが去ったあと、ダンスビートを用いながら切なさも併せ持つ「Days」で場内を沸かせるが、「交響詩篇エウレカセブン」の映像が流れ出すと歓声も一際大きく
ちなみに自分はエウレカシリーズを見たことはない
しかしANEMONEのスロットは非常に好きだったため、アネモネが映った瞬間密かに興奮していた(だからこそ、いつかは「モメント」をききたい)

その「Days」が普段のライブと異なるアウトロに入り、「あれ?」と思っていると同期のストリングスは途切れることなく、エウレカセブンの続演として制作された「エウレカセブンAO」の「ブレイブブルー」に繋がるというシームレスな繋ぎ
「エウレカセブンAO」の映像も流れるというエウレカファンには嬉しい流れとなっているが、「Days」が00年代のダンスミュージックがベースならば、「ブレイブブルー」は10年代のダンスミュージックが土台
後にリリースされた「モメント」のように、オマージュした部分はあれどエレクトロが強くなっているが「ブレイブブルー」はより踊れるし、なにより解放的になっている
初めて聞いた時はイマイチだったけど、10年経過した今では好きな曲である

そんな中、「デュラララ!!!」の主題歌にして近年のFLOWの代表曲こと「Steppin' out」はようやくライブで聞けたのだが、ここで先程キレッキレのストリートダンスを見せたO-MENZも登場
O-MENZによる凄腕ダンスとの共演は次いつ見ることが出来るか分からないし、ソカを用いたサビのリズムは踊らざるを得なかったりとあまりにも見どころが多すぎる
こんなリズムで踊らせる曲は、日本にはそうないだろう
R&Bのアプローチで踊らせるアーティストが多いだけに新鮮でもある

更にここ数年のFLOWで最も衝撃的だった「United Sparrows(「バック・アロウ」の主題歌)」
FLOWの曲の中でも特にシーケンスが強いため、サビに入った際のバウンスも一際大きく、音源と生では印象があまりに別物
本来の姿を体感できるのがライブだけだからこそ、「United Sparrows」はライブ音源を配信して欲しい
あまりの違いに「今のFLOW、こんなにカッコいいんだ‼」と思わせられるから

そのうえでFLOWのMCの多くを担うKEIGOは、

「FLOWはつながりを大切にしてきた。作品との繋がりを。ライブを通して色んな人と繋がってきた。だからフェスを開催することが出来た」

とこれまでを総括

「一体感意識し過ぎじゃない?」とSNSで見たこともあるが、日本のバンドシーンでアニメタイアップの多さで右に出る者はいないだろう
それだけ「作品を大事にしてくれる存在」とクリエイターからは思われているってことだし、FLOWはアニメ界隈もそうだしThe BONEZにROTTENGRAFFTY、My Hair is Badなどのライル猛者やSHE'Sにおいしくるメロンパンなど交流はとてつもなく広い
今回のFTFや直前のFLOW THE PARTYの面子を見れば、それが特に分かるだろう
フェスは簡単に開けるものではない
多くの方の力がいる
20年近くかけて積み上げた繋がりが、フェス開催に繋がったのだろう

「フェス主催初心者なので至らないこともあるでしょう。でも俺たちは間があくのが苦手なんです!だからこんなタイムテーブルになりました‼」

とキッツキツのタイムテーブルになったことは反省していたが、終盤になるとORANGE RANGEを呼び込み、誰もが待ち望んだ「デイドリーム ビリーヴァー 」へ
「※〜アスタリスク〜」や「COLORS」をマッシュアップさせたようなこのコラボはいくら盟友だろうと、そう聞くことは出来ない
このコラボのために、チケットを手にした方もいるはず
無理を言って申し訳ないが、ORANGE RANGEは是非ともレギュラーになってほしい

そんな中、IWASAKIが急に和のビートを刻み、「こんな曲あったけ?」と思っていると、JAM Projectからきただにひろしが登場し、まさかの「ウィーアー!」コラボ
ONE PIECEのイベントでも無いのに、「ウィーアー!」が聞ける
それも本家を交えたトリプルボーカル編成
こんな瞬間はそう訪れるものではない
FLOWの人脈だから出来たこと

怒涛のコラボは止まらず、きただにひろしが去ると見覚えのあるDJセットがステージに運ばれ、今度はCreepy Nutsが登場
R-指定もボーカルに加わる中、何故かKEIGOやKOHSHIが走り回るので、R-指定や松永は爆笑していたが、TAKEのギターソロを合図に恒例のビッグウェーブを行ったあとはR-指定による即興フリースタイル
これこそがサングラスの伏線
しかも松永もスクラッチを披露する極上コラボ
長い伏線が回収された歴史的瞬間である(なおCreepy Nutsはここで時間の関係上、リタイア)

そしてラスト、FLOWが投じたのはまさしく和製ミクスチャーロックというべき「GOLD」
ここまで無かったヘドバンが至る所から起こり、ヤバイTシャツ屋さんをはじめとするメロコアバンドがよくやるしゃがませてジャンプさせる行為を行わせたが、この「GOLD」はFLOWの物語そのもの
去年からFLOWのライブを現場でやっと見るようになったが、FLOWがこの「GOLD」を大切にしているのは過去のことを忘れないようにするため
過去が無ければこのフェスはない
黄金色の明日、いやこれからも続く未来へのバトンとなった

演奏を終えるとこの日の出演者を一同に呼ぶが、2日間を締める最後の一撃として、「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を全員で熱唱
最後まで素晴らしいコラボを見せてくれた

セトリ
風ノ唄
HERO 〜希望の歌〜
我物語 w/ CHiCO
Days
ブレイブブルー
Steppin' out w/ O-MENZ
United Sparrows
デイドリーム ビリーヴァー w/ ORANGE RANGE
ウィーアー! w/ きただにひろし
GO‼! w/ Creepy Nuts
GOLD
CHA-LA HEAD-CHA-LA w/ Creepy Nuts以外全員

サブステージの出演者も交えて記念撮影し、エンドロールを終えると、特報として高梨康治×FLOW名義でリリースされる「LOVE & JUSTICE」のTVサイズを上映
そして来年もFLOW THE FESTIVALを開催することを最後に発表した

正直自分はFLOWが「アニソンバンド」と括られるのは複雑だった
アニソンバンドなのは間違いない
でもFLOWの本質はミクスチャー
初期と今に至るまで、何度も何度も音楽性が変わっている
そこにフォーカスしてほしいのだ
ありとあらゆるジャンルを横断する
それがFLOWの特徴だと

しかしながらこんなにもアニメの主題歌映像を流せるバンドはいない
それどころか、此処までゲストを呼べるバンドもいないだろう
とんでもないフェスをやってくれた
これからはFLOWを最高のミクスチャーロックバンドであり、アニソンロックバンドと胸を張って言える

既にFLOWは来年の開催に動き出した
ロックフェスでもあるんだからラックライフやnano.RIPEは呼ばれるべきだし、fhánaも声をかけられるべきだろう
更に言えばUVERworldやMAN WITH A MISSIONなども是非呼んで欲しい

全国ツアーも楽しみだけど、FLOW THE FESTIVALも楽しみにしてます!!






※参加したFLOW THE PARTYのレポ

※前回見たBURNOUT SYNDROMESのレポ

※前回見たSCANDALのライブレポ

※前回見たORANGE RANGEのワンマンのレポ

※前回見たCreepy Nutsのライブレポ