凪七瑠海主演、雪組メンバーとのバウホール公演です。
原作は世界で最初のスパイ小説と言われています。
アフリカのダイヤモンド鉱山での宝探しを終えてロンドンに戻ったリチャード・ハネー。ミュージックホールで踊子アリス(野々花ひまり)とダンスを踊り、アパートに戻ると上の階の住人、スカッダーが飛び込んできた。「39Steps」と何度も繰り返し、倒れた彼の背中にはナイフが。手帳を守ってくれと言い残して死んでしまう。そこへ大家がやってきて、ハネーが殺したと思い込んで警察に通報。ハネーはうろたえてアパートから逃げる。しかし怪しい男たちに着け狙われる。
そうしてハネーはアリスと一緒に殺人の疑いを晴らすべく謎解きを始める…。
という、ハラハラの展開でした。
最後は〇〇さんが××だった…という正体にビックリ。
物語は1幕で終わるので短いのですが、うまくまとまっていて面白かったです。
2幕はミュージックホールでのショータイム、ということでショーが始まります。セットはお芝居のセットのまま。カチャさんの女役も見られます。
フィナーレはみんな役の衣装で出て来るので、2本立てというよりトータルで一つの作品、ということになります。