家に帰ると、ルカが小走りで玄関まで迎えに来た。
「ルカ、ただいま」
「セツナちゃん、セイくん、おかえり。ルカ、おるすばんちゃんとしてたよ」
「よしよし、ルカはえらいね」
セツナはルカの頭をなでながら笑顔を見せている。
セイは2人のやり取りを横目で見つつ、そろそろ夕飯の準備を始めようと思った。
「セツナさん、僕はこれから夕飯の準備をしますが、何か食べたいものはありますか?」
セツナは少し考えてから答えた。
「うーん、冬と言えば……やっぱりシチューかな」
「では、シチューにしますね。セツナさんはお疲れでしょうから、ゆっくりしていてください」
「私は大丈夫だよ。それより、私も一緒に手伝うよ。何をしたらいい?」
「ですが…」
「いいのいいの。私が一緒に作りたいんだからさ」
「そうですか。では野菜を切ってもらってもいいですか?2人で作った方が早いですし、共同作業ポイントもたまるので、一石二鳥です」
「そうだね、楽しみながら作れるしいいかも」
そう言いながら、2人で手を動かして、野菜を切りそろえていった。
(第149話に続く)