セツナの嬉しそうな言葉に、セイもまた、未来への小さな希望を抱く。
だが、画面に表示された交換条件を改めて確認し、セイはわずかに眉を寄せた。
「はい。ただ、現時点では、拡張オプションを含むとポイントが少し足りないようです」
「そっか。じゃあさ、手っ取り早く共同作業でポイントをためるために、これから2人で、何か作ってみない?」
「作る、ですか?」
「そう。料理とか、お菓子とか」
セイは少し考えてから、首を縦に振った。
「それでしたら、クッキーの材料があります。セツナさんがいらっしゃる時に、何か作れたらと思いまして」
「そうなんだ。ありがとう。それじゃあ、その材料でクッキー作りにしよっか」
2人はキッチンへ向かった。
(第95話に続く)