セイが決意を口にすると、セツナは嬉しそうに頷き、操作端末を動かし始めた。
「じゃあ、どんな子がいるか見てみよう……あ、ほら。うさぎもいるし、猫もいる。小さな鳥やハムスターも」
「なるほど……世話の必要度や、性格の傾向も表示されていますね」
「そうそう。セイが選ぶとしたら、どの子がいいかな?触れ合うと安心できる子がいいよね」
セイは画面を見つめ、静かに考えた。
「……うさぎ、でしょうか。静かで落ち着いている印象があります。触れ合うことで、安心できそうです」
「うん、そういう子なら、セイも自分のために時間を使えると思う」
そう言って、白いうさぎのアイコンを選び、交換しようとしたそのとき、セツナが声を上げた。
(第93話に続く)