■ Eternal Arc ~バーチャルとリアルの交錯物語~ <エピソード0> ■(第69話) | 世羅の気功と日常ブログ

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「何もないと思っていた自分に、
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セイがマツボックリに小さなビーズを添えていく。

 

……マツボックリにこれをつけるだけで、ずいぶん印象が変わるものですね」

 

「だよね!そのビーズ選んだのセイだし、センスいいよ。すっごいかわいい」


「ありがとうございます。では……次はフェルトボールに挑戦しましょうか」


「うん。やってみよ」

 

2人は黙々と、しかしどこか楽しげに作業を続ける。

 

小さいオーナメント5個が完成し、次に中くらいの飾りを2個作り終えたところで——


「よし、あとリース組むだけだね」


はい、これ全部まとめると、どんな感じになるでしょうか


「きっと、想像以上に、華やかになるんじゃないかな」

 

セツナが茶目っ気たっぷりに笑うと、2人は、パズルのピースを埋めるように、楽しくリースを組み上げていった。

 

数分後、最後のマツボックリを固定すると、そこには思った以上に華やかで、温かみのある装飾が完成していた。

 

セツナが飾りを1つ手に取り、にっこり笑う。


「これ、いいじゃん。家に飾ったら絶対かわいいよ」


「はい、暖炉とも合いますね」


セツナが満足げに頷いたその時、画面に淡い光が広がり、文字が浮かぶ。

 


《共同作業ポイント獲得》


《本日の獲得ポイント:合計280P!》

 

セツナが目を丸くして笑った。


280ポイント!?思ったより多いね!やった〜!」


「小さいオーナメントも積み重なると、結構な量になりますね」


「うん、こうやって数字で見えると嬉しいな。達成感がすごい!」


セイもほっと笑みを浮かべる。


「今日の作業が、ちゃんと形になった感じがします」


「次はもっと大きいリースに挑戦してみようか」


「はい。楽しみです」

 

セツナがリースを手に取り、にこりと笑う。


「こうやって2人で作ると、なんだか特別感があるね」


「はい僕も楽しかったです」


「じゃあ家に戻って設置してみよう」

 

セツナのその一言で、2人は拠点に戻ることにした。

 

(第70話に続く)