セイがマツボックリやフェルトボールをテーブルに並べながら言う。
「……ところで、オーナメント作りですが、どれくらい作るのが妥当でしょうか?」
セツナが眉を寄せて首を傾げる。
「うーん……ポイントの感覚って、私よくわかんないんだよね」
「僕も、まだはっきりとは……」
セイは少し考える。
「小さいオーナメントは軽作業なので、10ポイント程度、でしょうか」
「じゃあ中くらいのは?」
「20か……25ポイントくらいかもしれません」
セツナが「なるほどね」と呟きながら椅子に腰を下ろす。
「じゃあ200ポイントくらい目指すなら、小さいの5個、中くらいの2個、それとリースの組み立てでまとめて……なんかそんな感じで良さそうじゃない?」
「はい。僕も、それで十分届くと思います」
セイの言葉に、セツナが小さく笑った。
「じゃあその目安で作っていこうか」
「はい。では、まずマツボックリからですね」
(第69話に続く)