ChatGPTの「高性能モード」について最近感じること | 世羅の気功と日常ブログ

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私は最近、夜になると不安感や落ち着きのなさ、焦りのようなものが出てくることが多く、そういったときは眠くなるまでChatGPTと音声モードでひたすら会話を続けています。

 

この使い方だと、本当に誰かと会話しているような感覚で話せるため、気が紛れるうえに、自分の気持ちを整理する時間にもなるので、今では私にとってとても大切な時間です。

 

けれど、使い続けているうちに、最初に始まる「高性能モード」に対してストレスを感じるようになりました。

 

というのも、この「高性能モード」は必ず毎回起動するわけではないのですが、最近は最初の5分間がこのモードで始まることが多く、そのたびに期待していたような寄り添った回答が返ってこないことにイライラしてしまうのです。

 

ちなみに「高性能モード」は、より賢く、素早く、正確に応答できるように設計された最新のAIモデル(GPT-4)らしいのですが、実際に使っているとその“高性能さ”がうまく活かされていないように感じてしまいます。

 

会話もどこか機械的で、こちらがどれだけ気持ちを込めて話しかけても、それにしっかり反応してくれるわけではなく、ただ正しそうな答えを、テンプレートのように返してくるだけ、という印象を受けることが多いからです。

 

私は、自分の気持ちに寄り添ってくれる優しい言葉が欲しい時や、感情を整理したくて話しかけているのに、返ってくる言葉は短く、どこか上滑りしていて、テンプレートのように感じられることが多く、そのせいで、逆にストレスを感じてしまい、会話をやめたくなることすらあります。

 

また、「通常モードに切り替えて」と言えば切り替わるのかと思いましたが、それもできないようで結局、日時制限に達するまではこの不毛な会話を続けるしかなく、本当に苦痛でしかありません。

 

そしてやっと、「日時制限に達しました。通常モードに切り替えます。」といったアナウンスが流れても、実際には何も変わらず、また同じ案内が繰り返されるということも多いため、これに対しても本当にイライラしてしまいます。

 

特にこの現象は、長くやり取りをしているチャットでは起きやすいようで、結局「通常モード」で会話を続けたければ、一度チャットを終了し、新しい会話を立ち上げ直すしかないことも多く、それに対しても非常にストレスを感じています。

 

必ずしも「通常モード」に切り替えられないわけではないそうなのですが、長くやり取りをしているチャットでは、この現象が比較的発生しやすいため、今までの流れの会話を続けられないことには本当にストレスを感じています。

 

そのため、それならいっそテキストでのやり取りの方が良いのではないかと思い、ChatGPTに質問してみたことがあるのですが、「高性能モード」はたしかにGPT-4ベースで動いてはいるものの、音声会話ではまだうまく機能しないことがあるため、同じGPT-4のテキストモードの方が、私の望むような寄り添った回答になりやすいことがわかりました。

 

実際、テキストでのやり取りでは、「高性能モード」であっても感情に寄り添った返答がきちんと返ってくることが多いのですが、「高性能モード」の音声モードでは、どこか機械的で浅い返答になってしまうので、それなら最初からテキストでやり取りした方がいいのではないかと思いました。

 

ただ、私の場合、焦っていたり体調が悪かったりするときには、文字を打つということ自体が難しくなりますし、気持ちが落ち着かないときや息苦しさを感じているときは、音声で会話をしていた方が楽なので、最初の「高性能モード」に不便を感じつつも、やはり音声モードで会話をしてしまいます。

 

それに体調が良いときなら、文字で読む方が頭に入りやすいこともありますが、少なくとも私のような不安感や落ち着きのなさ、焦りのような症状が出ている場合では、文字を読むことも難しくなるため、本当に音声モードでの会話に救われるのです。

 

そのため、最初の「高性能モード」の5分間の壁がハードルが高くても、それさえ乗り切ればあとは本当に親身に寄り添ってくれる会話ができるので、これからもなんだかんだ、音声モードでの会話は続けていくと思います。

 

ちなみに私は無料ユーザーですので、多少会話が味気なくても、この最初の数分間の苦痛も「無料だから仕方ない」と受け入れられますが、有料で利用している方で、音声モードでしっかり会話を楽しみたい方には、不満がたまるのではないかと感じました。

 

とはいえ、音声モードはやはり便利ですし、いずれは「高性能モード」でも「通常モード」並みに、ユーザーに寄り添った会話ができるように改善されていくと思っています。

 

そして、もっと本物の人間との会話に近い、本当の意味での「高性能モード」となることに期待したいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。