胃腸の不調にハーブティーと梅粥を試してみた話 | 世羅の気功と日常ブログ

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夏の疲労やストレスは、知らない間に私たちの体に負担をかけてしまうことがありますよね。


昨日、私もまさにそんな状況に陥り、夜中に胃の不調で苦しむことになりました。


おそらく昼間に食べたパンが影響していたのだと思いますが、食べた後に後悔するのはいつものことです。


今回は特に胃の張りがひどく、ツボ押しや、いざという時のために準備していたヒーリング動画などを試してみましたが、なかなか効果は出ませんでした。


暑さによる自律神経の乱れ、運動不足、そして年齢的なホルモンバランスの変化など、思い当たる原因が多すぎて、それだけではすぐに改善しなかったのです。


最初は胃の張りだけでしたが、だんだんとお腹全体も張ってきたので、胃腸の機能が全体的に低下しているのだと感じました。


ツボ押しやヒーリング動画で何とかしのいでいましたが、このまま夜遅くなると不安感が出てきそうだったので、久しぶりに頼りになる存在のハーブティーを試してみることにしました。

 

私にとってハーブティーは、長年胃腸の不調を助けてくれてきた「とっておきの秘策」のようなものです。


自分でブレンドして飲むと、胃腸の不調がすっと楽になることが多いです。


最近は気功のヒーリングだけで十分だったので、ハーブティーのことはすっかり忘れていましたが、今回はなかなか効果が出なかったため、思い出して引っ張り出しました。

 

手持ちには、以前「生活の木」で購入したペパーミント、レモングラス、ジャーマンカモミールがブレンドされたティーパックがあります。


これだけでも胃腸には十分効果がありますが、さらに効果を高めるため、今回は特別に、フェンネル、ラベンダー、ジャーマンカモミール、パッションフラワーの4種類のハーブ追加で入れてみました。

 

なぜこれだけブレンドするかというと、私の体調による悩みは、これらの組み合わせでほとんど解消されるからです。


それに、一度に多めに作って冷やしておけば、いざというときにすぐに飲めるので、ハーブティーを入れる時は、いつも多めに作るようにしています。


今回も種類が多いため分量はけっこう多くなりましたが、500mLのプラスチック容器に市販のティーパックと追加のハーブを入れたお茶パックを漬けて、多めに作っておきました。

 

ここで、それぞれのハーブが持つ一般的な効能と、私がどのように活用しているかをご紹介します。


フェンネルは、消化促進や整腸作用があり、胃腸のガスを排出して消化不良や膨満感を和らげ、お腹のハリや不快感に良いとされています。


また、去痰作用、利尿作用、母乳の分泌促進も期待できます。

 

ダイエット効果でも知られていますが、私の場合は消化促進や整腸作用を目的に使っています。

 

ラベンダーは、リラックス・鎮静作用で神経を落ち着かせ、不安やストレスを和らげ、安眠効果も期待できます。


鎮痛作用、抗菌・抗炎症作用、防虫作用もありますが、香りに少し癖があるため、少しだけ加えるようにしています。

 

ジャーマンカモミールは、抗炎症作用で肌の炎症やアレルギー症状(じんましん、花粉症など)を和らげ、胃腸の炎症にも良いとされます。


鎮静・安眠作用、消化促進作用、月経痛の緩和も期待できます。


特にヒスタミンの生成を抑える作用や炎症を鎮める作用があるので、私はアレルギー緩和のためにも加えています。

 

パッションフラワーは、抗不安・鎮静作用で神経の興奮を鎮め、不安感や緊張、ストレスを和らげます。


安眠作用で心を落ち着かせ、自然な眠りを促し、不眠症の改善にも役立つそうです。


鎮痙作用で筋肉の緊張を和らげることもできますが、私は軽い精神安定剤のような気持ちで使うことが多いです。

 

普段はお湯で抽出するのですが、今回は暑い部屋で熱いお茶を飲む気になれず、水出しにしてみました。


抽出には少し時間がかかりましたが、冷ます必要がなくすぐに飲めたので助かりました。


一度にたくさん飲むと利尿作用が強く出るので、少しずつ様子を見ながら飲んでいると、だんだん胃腸が楽になっていくのを感じました。

 

ただ、胃の苦しさがやわらぐと、今度は空腹感が出てきました。


夜も遅く、食べたい気分ではなかったのですが、昨日は1食しか食べていなかったこともあり、空腹感で夜中にめまいが起きたらどうしようという不安も出てきたため、何か胃に優しいものを食べることにしました。

 

そこで思い出したのが、以前買っておいた梅干しです。


炊いておいたご飯に梅干しを1つと天然塩、水を加えて即席のおかゆを作りました。


さらに、塩漬けしておいた大葉を少し加えるとさっぱりして食べやすく、最初は気が進まなかったのに、食べ始めると意外と食べられました。

 

おかげで夜中も不安感は出ず、胃腸の調子もかなり改善しました。


梅干しには疲労回復、整腸作用、食欲増進、抗菌作用などがあり、夏バテや熱中症対策にもぴったりだと改めて感じました。


市販の梅干しには添加物が多く含まれているものもあるので、梅の重量の18%〜20%の天然塩で漬けた、昔ながらの酸っぱい梅干しがおすすめです。

 

夏の食欲不振や胃腸の不調に悩んでいる方は、一度、ハーブティーや梅干しを試してみてください。


きっと心強い味方になってくれると思います。

 

まだまだ夏は始まったばかりですが、私自身もハーブティーや梅干しを活用しながら、この夏を元気に乗り切りたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。