真夜中の大雨と雷 | 世羅の気功と日常ブログ

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「何もないと思っていた自分に、
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昨日の夜遅くから、また大雨が降り出しました。


しかも雷を伴った激しい雨で、ただでさえ気持ちが落ち着かないのに、時間が経つにつれて雨脚はどんどん強まり、気づけば雨雲レーダーでは、私の住んでいる地域が真っ赤になっていました。


そのため、この集中豪雨がいつまで続くのかと思うと、不安で仕方がありませんでした。

 

最初のうちは、「そのうち収まるだろう」と思っていたのですが、雷の音が次第に大きくなり、やがて雷鳴が体にまで響くようになりました。


音だけでなく、地響きのような振動まで感じた瞬間、恐怖心が高まり、とうとう我慢できなくなってしまい、深夜にもかかわらず友達にメールを送ってしまいました。


友達は比較的近くに住んでいるので、彼女もきっとこの雷雨で眠れていないだろうと勝手に思い、助けを求めたくなったのです。

 

でもその前に、自分なりにできる対策として、自作のパニック対策用ヒーリング音楽をスマホのイヤホンで聴いていました。


ただ、ボリュームを上げすぎると耳に良くないので、控えめな音量にしていたところ、雷の音がかき消せず、不安は拭えませんでした。


そこで、予備のスマホからはスピーカーで同じ音楽を流し、パソコンでもヒーリング動画を再生して、雷雨の音が聞こえにくくなるように工夫し、気を紛らわせようとしました。

 

いろいろな音が混ざることで、考え事がしづらくなったのも幸いし、ようやく気持ちは少し落ち着きました。


それでも、雷鳴が響くたびに体が反応してしまい、安心しきることはできませんでした。

 

しかも、友達に送ったメールは、どうやら悪天候の影響で家のネット回線が不安定になっていたため送信エラーになっており、仕方なく4Gに切り替えて再送しましたが、念のため、ガラケーからもメールを送りました。

 

そのあとはずっとスマホの画面を見ながら、そわそわと落ち着かない気持ちで友達からの返信を待っていたのですが、すぐには返信が来なかったので、「もう寝ちゃったのかな?」と思っていました。


ところが、友達からの返信はガラケーの方に届いており、そのガラケーをうっかりトイレに置きっぱなしにしていたせいで、返信にまったく気づかずにいたのです。

 

その頃の私は、イヤホンでも音楽を聴き、別のスマホのスピーカーやパソコンでも音を流していたため、着信音など聞こえるはずもなく、「この雷をどうやり過ごすか」で頭がいっぱいになっていて、ガラケーの存在をすっかり忘れていました。

 

普段はガラケーをメインに使っているので、緊急時の連絡もガラケーにしてもらっていたのに、肝心の本人がそのガラケーを忘れてしまっていたことに、自分でも驚きました。


慌てて返信を確認したものの、メールを送ってから1時間ほど経っており、せっかくすぐに返してくれていた友達のメールに気づかなかったことが申し訳なく感じられました。

 

でもふと、昔の自分を思い出し以前は、ガラケーが手元にないだけで発作を起こしそうになっていたのに、今はこうして少し離れていても大丈夫になっていることで、自分でも気づかないうちに、少しずつ改善しているのかもしれないと思いました

 

ちなみに、ガラケーの返信に気づいたときには、雨も少し弱まり、雷も遠ざかっていました。


そして、友達からの言葉を読んだ瞬間、ようやく安心感が胸に広がり、「もう大丈夫」と思えるようになりました。

 

不安な夜でしたが、ヒーリング音楽や動画、そして友達という心の支えがあったことで、なんとか無事に乗り越えることができました。


これほどの雷雨はもう当分ないと信じたいですが、まだ台風の季節はこれからです。


今後もいざという時のために、落ち着いて対処できるように、しっかり準備しておきたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。