私と音楽の思い出④ | 世羅の気功と日常ブログ

世羅の気功と日常ブログ

「何もないと思っていた自分に、
小さな“できた”がくれた喜び」を
テーマに、気ままに想いのままに
書き綴るブログです。

前回、ソプラノリコーダーについて書きましたが、今日もリコーダーについていくつか思い出を書いてみたいと思います。

 

私が使っているソプラノリコーダーは、通常目にするものとは違っていてこげ茶色のシンプルで落ち着いた見た目をしています。


これは、当時父が私のために買ってくれたもので、今でも大切に使っています。


このリコーダーは、本当に息が通りやすく、少し吹いただけでも澄んだ音が出るのが特徴で、小学校で購入する白と黒のリコーダーと違って、ファの指使いも覚えやすく、演奏がとてもスムーズで、当時の私でもすぐに馴染むことができました。

 

中学1年のとき、音楽の授業で好きな楽器を使って1曲披露するという課題が出されましたが、私は迷わずリコーダーを選び、ポルカのような明るくリズムのある曲を演奏することにしました。


その曲はテンポが早く、指を滑らかに動かす必要があり、なかなか難易度の高いものでしたが、私はほとんど練習なしで吹きこなすことができました。


本番では緊張のあまり、予定よりも速いテンポで演奏してしまいましたが、なぜかそのスピードにもついていけて、最後までミスなく吹ききることができました。


先生からも絶賛されて、満点をもらえたことが今でも記憶に残っています。

 

ピアノも自分で好きな楽譜を買ってきて弾くのは好きでしたが、家の改築の際にスペースの問題で手放すことになったので、それ以降は自分でキーボードを購入して、ピアノの代用品として演奏するようになりました。


そのキーボードは今も家にありますが、出してセッティングするのが面倒なので、なかなか演奏する気になれず納めたままになってます。

 

ヴァイオリンにもあこがれていた時期がありましたが、成長に合わせてサイズを変えなければならず、松脂をつけるなどの手入れも多くて、すぐに「自分には向いていないな」と思い諦めました。


押さえる位置で音程が変わる弦楽器は、耳や感覚を研ぎ澄ませて練習しなければならず、ちょっと練習すればそこそこ演奏できるようになるくらいの難易度が好みの私には向いてなかったのです。

 

そう考えると、ソプラノリコーダーは、面倒な手入れもいらず、場所も取らず、すぐに吹けるという意味で、私のような面倒くさがりには本当にぴったりな楽器だと思います。


軽くて持ち運びも簡単で、演奏できる曲の幅も意外と広く、何より音を出すまでの準備がほとんど必要ないというのが魅力なのです。


吹きたいと思った時にすぐに取り出して演奏できる、思い出の詰まった一本だからこそ、今でも手元に置いて、大切にしています。

 

弟が買ってもらった白いソプラノリコーダーはもう行方不明になってしまいましたが、私のこげ茶色のリコーダーは今でも健在で、宝物のように大切にしています。


アルトリコーダーも父に頼んで買ってもらいましたが、指の間隔が広くてちょっと大変だったので、ソプラノリコーダーほどは使う機会が多くありません。


そのため、やはり今でも気軽に手に取って吹きたいと思うのはソプラノリコーダーなんですよね。

 

こうして振り返ってみると、父が私のために選んでくれたこの一本のリコーダーが、私の音楽人生の中でずっと私に寄り添ってくれていたことに気づかされます。


本当に吹きやすくて、扱いやすくて、なにより「これなら私にもできる」と思わせてくれたことが、私が音楽を楽しみ続ける力の1つになっていたのだと思います。


この愛用のソプラノリコーダーを買ってくれた父には感謝の気持ちでいっぱいです。


あのとき、あのリコーダーを選んでくれてありがとう。


これからも、気分転換したい時など、気軽に手に取って、気が向くまま吹いてみたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。