今日は、気功の先生が開催されたセミナーに参加しました。
予定では3時間ほどの内容だったのですが、気がつけば5時間近くが経過していて、思った以上に充実した時間になりました。
参加者は全員女性で、そういった意味では比較的参加しやすい雰囲気でしたが、ただ、当初のテーマが自分にはあまり必要ないかもしれないと感じていたため、正直、参加するかどうか少し迷っていました。
というのも、このセミナーに来られていた方たちは、おそらく何かしらの悩みや課題があって参加されていたのだと思いますが、私の場合は、今すぐ必要というわけではなかったものの、将来的に必要になるかもしれないという気持ちや、学んだ知識や技術がいつか誰かの役に立てばいいという思いから、視野を広げる目的で参加を決めたからです。
そのため、セミナーの中では、参加者の皆さんが実際に技術を体験しながら、さまざまな質問や感想を話されていましたが、私にはそのような感想が持てなくて、なんだか少し場違いな気がしていました。
それでも、皆さんのお話は、私には縁がないような内容であっても、とても心に響くものがありましたし、女性ならではの視点が多く、感動するものばかりでした。
私はどちらかというと、自分のためというよりヒーラーとしての視点で、「この技術はこういう場面で使えそうだな」とか「この感覚はどう表現できるかな」といったように、人に伝えることを前提に参加していたので、皆さんのような感動的な感想を持つことはありませんでしたが、それでも自分なりに得られたことは多くあったと思っています。
セミナーの目的や参加の理由は、人それぞれ違って当然です。
私の場合、「自分が癒されたい」というよりは、「誰かの役に立ちたい」という思いが強く、その視点から学びたかったというのが正直なところです。
だからこそ、他の方とは感想が異なっても、それでいいのだと思っています。
皆さんが涙を流しながら感動を語っている中で、同じようなことが言えない私はおかしいのではないか、感覚が鈍いのではないかと、一瞬思ったこともありました。
けれど、人と比べて劣っているかどうかに目を向けるのではなく、「私ならこう使えるかもしれない」「この技術はこう応用できそう」と、自分ならではの視点を持てたことに自信を持ちたいと思いました。
今日学んだ技術は、どれも応用が効きそうで、持っているときっと役に立つと感じました。
自分だからこそ得られた気づきがあり、自分だからこそ持てた感想もあります。
だから、皆さんと同じような感想は言えなくても、自分の言葉でしっかり伝えることができた自分を、素直に認めてあげようと思います。
そして、迷いながらもこのセミナーに参加した自分を褒めてあげたいと思いました。
いつかこれらの技術を何らかの形で使って、必要な誰かのお役に立てればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。