昨日ふとアニメが見たくなって久しぶりに見てみたら、思いのほか面白くて、すっかりハマってしまいました。
ここ数年は中国ドラマや韓国ドラマに夢中で、ほとんどアニメを見ることがなかったのですが、中国ドラマや韓国ドラマも一通り見終えて、「何か新しいものが見たいな」と思い、番組表を見ていたところ、ふと目に入ったのが
「ゴリラの神から加護された令嬢は王立騎士団で可愛がられる」
というタイトルのアニメでした。
タイトルからして「なんとなく乙女ゲーム的なノリなのかな?」と思い、興味を引かれた私は、一応いつか見るかもと思って録画していたこのアニメを見てみることにしました。
アニメは1話が25分くらいなので、ちょっと時間が空いたときなどに見るにはちょうどいいんですよね。
それで1話を見てみたら、すっかりハマってしまい、最新話の4話まで一気に見てしまいました。
しかも昨晩はリアタイで見た上に、後で何回もアーカイブを見直してしまって、ますますこの作品に夢中になってしまいました。
続きが見たいけれど1週間おあずけなので、その間に「何か似たテイストのアニメはなかったかな」と考えていて思い出したのが、
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」
というアニメでした。
でも録画は残してあるけど引っ張り出すのがちょっと面倒だったので、まだ見たことがなかった劇場版を見てみることにしました。
そして劇場版を見たことで案の定、またこのアニメにハマってしまい、1日中アニメを見て過ごしてしまいました。
私は昔からアニメが好きだったのですが、父の介護や母の世話をしていた頃はなかなか見る時間が取れず、いつの間にかアニメからは遠ざかってしまっていました。
介護中に見ていたものは、いつか続きを見るだろうと思って録画だけは続けていたのですが、最近は中国ドラマや韓国ドラマばかり見ていたので、アニメを見る機会がめっきり減っていたのです。
でも中国ドラマや韓国ドラマは1話が長くて話数も多いので、ちょっと気軽に見ようとはなかなか思えず、新しい作品に手を出すのをためらっていました。
そんなときに「アニメなら短時間でサクッと見られるし、気分転換にはちょうどいいかも」と軽い気持ちで見始めたら、すっかりハマってしまって、今日は作業が全然進みませんでした。
でも、そんな時間も無駄じゃないと私は思っています。
現代気功では「臨場感の生成」が大切だと言われていますが、その臨場感を高めるには、過去の経験や体験、あるいは実際に疑似体験することが重要になります。
そう考えると、自分が経験してきたことや感じたこと、見たことは、すべて臨場感を生み出すための材料になるんですよね。
だからアニメでその世界観に触れたり、感情を動かされるような疑似体験をするのも、気功をするうえで役立つことがあると思っています。
なので、こういう時間も決して無駄ではないと思うのです。
というか、そもそもそんな理屈抜きにして、ただ好きなものを楽しむ――それだけで十分ではないでしょうか?。
現実では体験できないようなことを、キャラクターに共感して、自分の感情が揺さぶられる。
そんな体験ができるのも、肉体を持って三次元の世界に生まれてきたからこそ味わえる楽しみです。
好みのキャラクターや好きな作品に触れるだけでも、十分なストレス解消になりますし、それが物語を楽しむ醍醐味でもあると思います。
だから、ただ好きなものを思いきり楽しめば、それでいい。
何事も無駄じゃないし、自分が楽しければ、その楽しいエネルギーはきっと周りにも伝わっていくはずです。
だからこそ、自分がご機嫌でいられるように、好きなものを思う存分楽しむ。
そんな一日があってもいいと思います。
何事も、無駄なことなんてない。
好きな物を好きなだけ楽しめばいい。
そう思えた一日でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。