以前のブログでも書いたように、私は大笑いした経験があまり思い出せません。
一度、あるアーティストの生配信で、何がそんなに面白かったのか今では思い出せないのですが、なぜかツボにはまってしまい、お腹がよじれるほど爆笑したことがあります。
笑いすぎて息ができないくらいで、逆にパニック発作を起こさないかと心配になるほどでした。
でも、あれほど笑ったあとは、本当にすっきりして、気分が晴れやかになって。
ああ、これが「笑うって大事」と言われる理由なんだなぁと、身体で感じた瞬間でもありました。
そこで最近、ヒーリング動画づくりが一段落したこともあって、「またあんなふうに笑ってみたい」と思い、YouTubeで「絶対笑える動画」と検索して、いろいろ視聴してみたのです。
でも、どうも私には感性が合わないのか、どれもあまりピンとこなくて…。
動物ものは微笑ましいけれど、声を出して笑う感じではなく、
海外のコメディ動画もなんだかよくわからない。
全体的に、「面白い」と「笑える」は違うんだな、と感じました。
そんな中で、思わず声を出して笑ってしまったのが、ニュースキャスターさんたちの放送事故の動画です。
詳しくはネタバレになるので控えますが、恐らくネタとして作られた内容を、キャスターの方々がまじめに読もうとするけれど、どうしても笑いをこらえきれなくて、つい吹き出してしまう…という感じのもの。
その「笑ってはいけない状況で、こみあげてくる笑い」って、不思議な魅力がありますよね。
私もそれにつられて、久しぶりに自然と笑ってしまいました。
他にも、子どものテストの珍回答とか、LINEの誤字・誤変換シリーズも面白くて笑えるのですが、やっぱり「ふふっ」とか「くすっ」くらいで、私が求めているような、あの「発作的に止まらなくなる笑い」とはちょっと違って…。
私はもっと、お腹の底から、息ができなくなるほど、笑いたいんです。
自分ではもうどうにもできなくて、「なんでこんなに笑ってるの!?」と自分でも不思議に思うような、あの感覚。
そういう笑いを、また体験したい。
でも、なかなかそういう動画には出会えません。
自分が望むような、心の底からの大笑い。
またあんなふうに笑える日が、本当に来るのか――
正直、ちょっと自信が持てない日もあります。
けれど、こうして「笑いたい」と願えるようになったこと自体、少し前の自分からすれば、すごく大きな変化なのかもしれません。
今日も、私は「また大笑いしたい」と思いながら、ひとつずつ、自分の感覚を取り戻していこうと思います。
いつか、また、思いがけない瞬間に、あのどうしようもない笑いが私をつかまえてくれますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。