昨日、長年処分に困っていた自転車を、ようやく手放すことができました。
以前ブログにも書いたのですが、自転車を処分するには警察での手続きが必要になるため、南警察署へ行かなければなりませんでした。
ですが、寒い時期に出かけるのは大変ですし、何より処分するための準備も必要だったので、暖かくなってから行こうと思い、ずっと先延ばしにしていました。
以前のブログはこちら↓
自転車は二台あり、どちらも錆びついてしまい、乗れる状態ではありませんでした。
不用品回収業者の方に見てもらったこともあったのですが、防犯登録のシールが貼られているため引き取れないと言われ、そのときはどうすることもできず、そのままになっていました。
市の大型ごみとして処分することも考えましたが、防犯登録を抹消しないと回収してもらえないことがわかりました。
そこで抹消手続きについて調べてみたのですが、抹消手続きをするには購入店の証明書や登録カードが必要なことがわかりましたが、母が認知症であるため、どこで購入したのかも分からず、保証書などの書類も見当たりませんでした。
しかたなく警察に問い合わせたところ、抹消するには南警察署へ行き、直接自転車を持ち込むか、自転車全体の写真と防犯登録番号が分かる部分の写真を提出しなければならないと言われました。
ただ、実際に写真を撮ろうと思っても、二台の自転車は倉庫の奥にあり、長年動かしていなかったため、移動させるだけでも一苦労でした。
倉庫内は狭く、自転車を動かすスペースもほとんどなかったため、なんとかしようと思いつつも、そのままになっていました。
そんな中、昨日の給湯器の交換の際に来てくださった便利屋さんが「これから処分場へ行く予定なので、ついでであれば自転車を安く処分できますがどうしますか?」と声をかけてくださいました。
ちょうど悩んでいたところだったので、お値段を聞いてみると、本来であれば一台あたり処分費などを含めて五千円ほどかかるところ、ついでだからということで二台まとめて五千円で引き取ってくださるとのことでした。
自分で警察まで行って手続きを済ませ、市の大型ごみとして出せば、もう少し安く処分できたかもしれません。
でも、自転車を倉庫から出して写真を撮るだけでも大変ですし、南警察署まで足を運ぶのも負担になります。
このままでは、また先延ばしにしてしまいそうだったので、少し費用はかかってもお願いすることにしました。
防犯登録についても、購入してからおそらく十年以上経っているため、有効期限も切れている可能性が高く、特に問題はないだろうとのことで、安心してお任せすることができました。
自分の自転車だったり、手続きに必要な書類が手元にあったりすれば、ここまで面倒なことにはならなかったと思いますが、認知症の身内の持ち物となると、どこで購入したのか分からず、証明書類も見つからず、手続きを進めたくても進められないという状況になってしまいがちです。
今回の件で、改めてその大変さを実感しましたが、給湯器の交換と一緒に自転車も処分できたことで、長年の悩みが一つ解決できたように思います。
思いがけないタイミングで、なかなか手をつけられなかったことが解決することもあるのだなと感じた出来事でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。