ずっと出来なかった片付け | 世羅の気功と日常ブログ

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今年も残すところあと数日ですね。


私は「Adobe Stock」に出品するため、AIイラストの修正と再提出を続けていましたが、審査のペースが遅くなり、JPEG画像でも4日ほどかかるようになったため、この時期に提出しても間に合わないと思い、修正のペースを落としてのんびり過ごしています。

 

昨年は、お正月需要を見込んで着物イラストを毎日修正し提出していたため、忙しさと焦りを感じる日々でしたが、今年はストックイラストをキリ良く50枚アップできたこともあり、今は穏やかな気持ちで年末を迎えています。

 

とはいえ、年末らしく少しは家の片付けをしなければと思い、今日は普段手を付けられなかった場所を整理しました。

 

中でも一番大変だったのは、備蓄品の処分です。

 

 

両親の介護中、「食糧難が来るかもしれない」という話を聞いて始めた備蓄でしたが、幸い何事も起こらず、そのまま残ったものが山のようにありました。

 

当時はパニック障害で発作が起こることもあり、片付けが途中で止まってしまう不安からなかなか手を付けられずにいました、今では発作もなくなり、気功のおかげで体調も良いので、ようやく重い腰を上げて片付けを始めることにしました

 

ですが、思っていたよりも処分しないといけない備蓄が多くて、どこから手を付ければいいのか迷いました。

 

当時は両親と私の3人分を想定して大量に買い込んでいたため、量がかなり多く、さらにゴミの分別のために中身を出してから捨てる必要があるので、一度片づけを始めると止めることができないのです。

 

それでも明日が今年最後のゴミ収集日ということもあり、一気に処分しようと決心して整理を始めたのですが、いざ捨てるとなるとあまりにも大量で処分には思った以上の時間と手間がかかりました。

 

途中で何度も片付けを始めたことを後悔しそうになりましたが、片付けを進めているうちに少しずつ空きスペースが見えてくると片付けが進んでいるだんだん実感が出てきたため、片付けると決めた場所だけは最後までやり遂げることができました。

 

そして、片付けを終えた後、すっきりしたスペースを見たときには、今年は逃げずにやり遂げたことで達成感を感じることができました。

 

 

ただ、片付けに関しては理由をあれこれつけて後回しにしてしまうことが多く、それは「クリエイティブアボイダンス(創造的回避)」そのものだなと思っています。

 

クリエイティブアボイダンスとは、本来やるべきことを避けるために、あえて別の活動や言い訳を創り出してしまうことを指します。

 

私の場合、「発作が出たらいけないから」とか「ゴミ収集の人に迷惑がかかるからもうやめておこう」などがまさにそれに当たると思います。

 

とはいえ、今年は必要最低限ながらも行動に移すことができ、結果的に空きスペースができてスッキリしました。

 

まだ亡くなった父の部屋には備蓄品が山積みになっていますが、これ以上一度に大量のゴミを出すのも申し訳ないと思い、今年はここまでにしておこうと区切りをつけました。

 

 

こんな感じの片付けではありましたが、少しでも進められたことに自分なりの満足感を得ています。

 

今回の片付けを通じて、「やらなければ」と思っていることに対して理由をつけて先延ばしにするのではなく、少しずつでも行動に移すことの大切さを改めて感じました。

 

まだ片付けるべき場所は残っていますが、それはまたの機会にゆっくりやろうと思います。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。