「Stable Diffusion Web UI 」の再インストールに苦戦中 | 世羅の気功と日常ブログ

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先日、ノートパソコンのSSDを交換したことでシステムが初期化されたため、画像生成AI「Stable Diffusion Web UI」の再インストールを行うことになりました。


しかし、今回は前回以上に苦戦してしまい、途中で疲れて眠ってしまいました。

 

以前にも「Stable Diffusion Web UI」のインストールについてブログで取り上げたことがありますが、その時の苦労話はこちら↓からご覧いただけます。

 

 

 


 

再インストール作業は以下の手順で進めました。

 

1. PythonとGitのインストール

 

2. 生成モデルのファイルを所定のフォルダに格納

 

3. Stable Diffusion Web UI の初回起動

 

PythonとGitのインストールは問題なく進みましたし、生成モデルも外付けハードディスクに保存していましたのでスムーズでしたが、「Stable Diffusion Web UI」の初回起動時に問題が発生しました。

 

初回起動時に、画面に「続行するには何かキーを押してください」と表示され、キーを押しても黒いウィンドウ(コマンドプロンプト)が勝手に閉じてしまうのです。

 

これは以前のトラブルとは違っていましたので、いくつかの方法を試しました。

 

ちなみに私のノートパソコンはCPUオンリーで、これだけの追記では解決しないことがわかっていましたので、この状況を解決するための方法を、メモ代わりにここに残しておきたいと思います。

 

 

①webui-user.batをメモ帳などのテキストエディタで開くと↓が出てきます。

 

@echo off

 

set PYTHON=

set GIT=

set VENV_DIR=

set COMMANDLINE_ARGS=

 

call webui.bat

 

 

②これを↓のように書き換えます。

 

@echo off

 

set PYTHON=

set GIT=

set VENV_DIR=

set COMMANDLINE_ARGS=--skip-torch-cuda-test --no-half --use-cpu all

 

call webui.bat

 

 

このように書き換えることで、CPUオンリーのパソコンにインストールする時に何かしらのエラーやトラブルが発生しても初回の起動まではできると思います。

 

 

その後はインストールに時間がかかりますので、途中で止まったように見えてもひたすら辛抱して終わるのを待ちます。

 

前回のインストール時は黒いウィンドウ(コマンドプロンプト)に表示された次のURL:
http://127.0.0.1:7860」
をコピーしてブラウザに貼り付け、「Stable Diffusion Web UI 」を起動させましたが、今回はインストールが進むと自動的に「Stable Diffusion Web UI 」の画面が立ち上がりましたのでインストールには成功したと思いましたが、ここからがさらに大変でした。

 

LoRA」ファイルはコピーして保存していましたので、そのファイルを所定のフォルダに格納するだけで良かったのですが、手の描写を改善するための「embedding」と呼ばれるファイルの格納場所がわからなくて調べたり、「ControlNet」という画像のポーズや構図やスタイルの変更に必要なファイルなどのインストールで躓いたりして、いまだに解決してないことが多く、思ったような生成ができなくなってしまいました。

 

今、躓いているのが、「VAE(Variational Autoencoder)」をインストールするとバグってしまい、「Stable Diffusion checkpoint」という生成モデルを選ぶ箇所がなくなってしまうという現象です。

 

VAE」は画像生成の精度や品質を向上させるのに必要なものなのですが、これがないと特定の生成モデルを使ったときに色が暗くなったりおかしくなるのでインストールが必要なのです。

 

それなのに、「VAE」のインストールあとに「Apply settings」をクリックして「Reload UI」をクリックすると、ここで画面がおかしくなるというバグが発生してしまい、「VAE」はインストールできても、今度は「Stable Diffusion checkpoint」が消えてしまうために生成ができないという現象が発生するのです。

 

Stable Diffusion checkpoint」がないと生成自体ができませんので、これを復活させるためにあれこれ調べて、やっと復活させることまではできました。

 

ただ「Stable Diffusion checkpoint」が復活しても「VAE」をインストールしようとすると同じバグが発生してしまうため、とりあえず「VAE」はなくても支障のない生成モデルを使えばいいと思い、「VAE」のインストールはひとまず保留にしています。

 

ですが、「ControlNet」をインストールしても、こちらがまたおかしなことになっているのです。

 

一通りインストールの手順を踏んだ後は、保存しておいた「ControlNet」のファイルを所定のフォルダに格納することで「Stable Diffusion Web UI 」には反映させることができたのですが、「Lineart」などを選んでいざ使おうとしても、「Model」のところが「None」しか選べなくなっていて、「ControlNet」が機能しないのです。

 

そこでもう一度「ControlNet」に必要なファイルをダウンロードして所定のフォルダに格納し直してみようと思って今やっているところですが、複数のファイルのダウンロードに時間がかかっているため、まだ先へ進めない状態です。

 

なのでもう、今日は「Stable Diffusion Web UI 」で画像を生成するのは諦めました。

 

こういうことになるのがわかっていたのでパソコンの初期化だけは回避したかったのですが、今更言っても仕方がありません。

 

とりあえず「img2img」ならかろうじで使えそうなことはわかりましたので、どうしても改善しない場合は、「img2img」だけでしばらくやっていこうと思います。

 

まだまだ問題解決には時間がかかりそうですが、もう少し進めて切りがよくなったら、別のパソコン作業をやって寝ようと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。