今日、パソコンの修理担当者様からご連絡をいただきました。
メールの内容を見てみると、
「現在、申告された症状は確認できていない状態です。お伝えいただいた内容から、OSによる不具合の可能性が考えられるため、予防措置としてSSDの交換を実施させていただいてもよろしいでしょうか?」
とありました。
この対応でSSDの交換が行われるとパソコンが初期化されてしまうのではないかと思い、担当者様に確認のメールを送ってみました。
私の質問は以下のような内容です。
①現在のSSD内のデータは完全に初期化されるのでしょうか?。
②データ移行サービスやインストール済みソフトウェアを保持できる方法はありますか?。
③特定のデータやソフトウェアを残すような対応は可能でしょうか?。
実は、私のパソコンには「Stable Diffusion Web UI」というAI画像生成ソフトがインストールされていて、これを再インストールするのはかなり大変なのです。
以前、試行錯誤してインストールはできたものの、プログラミングの知識がない私には、エラーの対応が本当に大変で、エラーメッセージをネットで調べて対処法を見つけ、やっとインストールが完了したのを思い出すと、また自力でやり直すのは考えたくないのです。
なので、SSD交換時にソフトウェアやデータが初期化されるのが心配で、担当者様に再度問い合わせてみました。
そして担当者様からいただいた返事には、
「誠に恐れ入りますが、SSD交換作業を実施いたしますと、弊社の商品は出荷時の初期化状態でご返送させていただくことになります。
インストール済みソフトウェアを保持する方法につきましては対応できかねますことをお詫び申し上げます。
上記の理由により、再度お客様ご自身にてソフトウェアのインストールを実施していただくことになります。
特定のデータの移行につきましては、現在搭載しておりますSSDの返送サービスを提案させていただきますが、移行作業はお客様ご自身で行っていただくことになります。
また、データ移行中の不具合等の保証はできかねますこと、ご理解のほどお願いいたします。」
とのご回答が書いてありました。
この回答を受けて、私はさらに確認のために、SSDの返送サービスは有料なのかと、常時アダプターに接続して使用しているのに、数時間後に起動させた時にバッテリーが0%になる状態は、SSDの交換によって解消されるのかを問い合わせてみました。
まだこの質問に対する回答は届いていませんが、もしSSDの交換でバッテリーの問題が解決されるのであればまだ納得できるのですが、仮にSSDを交換しても問題が解消されなければ、データを失うだけでなく、「Stable Diffusion Web UI」の再インストールや環境構築に手間と時間がかかるだけでなく、もう1度インストールすることすらできない可能性もあります。
SSDの交換で全てが無駄になってしまうのではないかと思うとなかなか決断できません。
以前のブログでも書いたように、CPUのみの環境に「Stable Diffusion Web UI」をインストールするには数々の手順を踏まないといけませんし、プログラムファイルを管理するシステムのGitでコマンドの書き換えをしないといけないのですが、この時に必ずエラーが出るのです。
プログラムについて全く知識のない人間がこのエラーに対処するのは本当に大変で、色々エラー内容をネットで調べて自力で対処するのに本当に苦労しましたので、もう二度とこの苦労はしたくないのです。
(もう一度インストールできるかも全く自信がありません。)
だからこそ、不確定な状態でSSDを交換するのは、正直なところ避けたいのです。
でも、OSの不具合が原因でSSD交換が必要だと言われれば、しかたないのかもしれません。
初期化が行われると、また多くのソフトをインストールし直す必要がありますし、元の快適な環境を取り戻すためには手間と時間がかかります。
USBポートやバッテリーの交換で済んだらよかったのにと思いながら、「Stable Diffusion Web UI」のバックアップを取らなかったことを悔やんでいます。
(生成モデルとLoRaのファイルは外付けハードディスクに保存してあります。)
データのことを考えると心配や後悔で頭がいっぱいになりますが、担当者様からの返信を待って、今後のことを考えたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こちら↓は以前に書いた「Stable Diffusion」のインストールと生成の苦労話の記事です。