私は、他の方にヒーリングを行うことにまだ苦手意識があります。
相手が目の前にいると、「早くしなきゃ」「ちゃんとやらなきゃ」と焦ってしまい、気持ちに余裕がなくなってしまうからです。
その結果、集中してじっくりヒーリングを行うのが難しく、自信を持てずに反省することも多いです。
まだ経験が浅いこともあり、「どの部分にどんなヒーリングが効果的なのか」と迷うこともありますし、共感覚がとぼしいため、手応えを感じにくく、「これで本当に大丈夫なのかな?」という不安も生じます。
今回は、そんな私が初めて他者ヒーリングを経験したときのことをお話ししたいと思います。
初めての他者ヒーリングは、先輩の職場で起こったムカッとした出来事へのアプローチでした。
ヒーリング前に、感情の度合を数値化してもらうのですが、職場での出来事を数秒思い浮かべてもらい、どれくらいイライラ、モヤモヤするかを10段階で表してもらったところ、その時の数値は8でした。
そして私は、初めて「情動を浄化する(消す)」技術を使ってヒーリングを行いましたが、初めてということもあり、焦りでじっくり丁寧にヒーリングできませんでした。
とにかく慌ててしまい、「まともにヒーリングできていない」と感じていました。
それでも、ヒーリングを終えて先輩に感想を聞くと、なんと数値が8から2にまで減っていたのです!。
その瞬間、私は「こんなに適当なヒーリングでも効果があるんだ」と驚きました。
ビギナーズラックかとも思いましたが、後日また同じ技術を使って別の方にヒーリングをした時も、同様に数値が減りました。
この経験を通じて、「技術って本当にすごい!」ということを実感しました。
私が不安で自信がなくても、技術そのものは確実に機能することに気付いたからです。
もちろん、私はまだまだ練習が必要で、もっと落ち着いて丁寧にヒーリングを行えるように成長していく必要がありますが、この体験は私にとって大きな自信につながりました。
焦りや不安を感じながらでも、技術を信じて実践すれば、確実に結果が出るのだと感じたからです。
今では、練習会での他者ヒーリングにも少しずつ自信が持てるようになっています。
まだ焦ってしまうこともありますが、気功の「場」が整っていることで、セルフヒーリングの時以上に結果が出ることが多いと感じています。
これからも気功技術を磨いて、皆様のお役に立てるヒーラーになりたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。