10/29(日)
田んぼの様なピッチの中、後半開始から投入された上原が流れを磐田に引き寄せる。

2017 明治安田生命 J1リーグ第31節
ジュビロ磐田 vs 横浜F・マリノス
エコパスタジアム 15:00キックオフ
に行ってきました。
台風22号の接近に伴い、台風の進路状況、公共交通機関の運行状況によっては試合中止の可能性がある、、、ということでしたが。
名古屋小牧空港に変更アリの条件付き運航となりつつも福岡空港からの飛行機は約15分遅れで出発です。
富士山静岡空港は視界不良のためすぐに着陸できなかったものの約1時間の遅れで着陸地変更なしで到着。

FDA(フジドリームエアラインズ)利用者専用バスで掛川駅まで行き東海道線で愛野駅へ。
今回もギリギリまで開催するか検討される天候だったためエコパ正面イベントスペースはちょっと寂しげ。
1Fメインスタンド後方の記者席は屋根があっても最後方までビショビショで試合が始まっても記者さん誰も来ず(笑)
自分も雨に濡れない席だと余裕をかましてもって来なかったレインコートを結局購入するハメに。
今回の来場ポイント付与ブースでは小川航基選手からサインをもらえました…が雨でバタバタしてたら会員カードを機械にタッチし忘れるというボケっぷり。

ピッチの芝を21ミリまで当日朝に刈り込み水捌けを良くしているが1時間に10ミリ以上の降水で部分的にみずたまりができるそーな。
今回の配布物(マッチデープログラム)

横浜は勝点55でACL出場圏内の3位、ミッドウィークに行われた天皇杯準々決勝でも磐田と対戦、中3日での再戦です。
その試合は高橋のオウンゴールで1-0で勝利した横浜はバブンスキー、遠藤、喜田、山中、飯倉の5人が天皇杯から引き続きスタメン出場。
リーグ戦での失点数(28)は1位だが磐田も同数の1位タイ、守りが固いチーム同士の対戦です。
磐田は勝点51で6位。
高橋が累積警告で出場停止、天皇杯終了間際にケガをしており累積がなくても出場は厳しい状態。
その試合の開始早々には山田もケガで交代しておりベンチ入りしていない。
横浜にはアウェイで1-2、天皇杯準々決勝で0-1と連敗しているがその天皇杯からアダイウトン、川辺、俊輔、小川大貴、櫻内の5人は連続スタメン、最近慣れてきた4-2-3-1でスタート。

磐田 4-2-3-1
川又
アダイウトン 川辺 俊輔
宮崎 ムサエフ
小川(大) 森下 大井 櫻内
カミンスキー

試合開始
前半2分 自陣左サイドから天野が利き足とは逆の右足でクロス、ファーでフリーだった伊藤が頭で合わせるがゴール右に外れる。
前半23分 敵陣中央で川辺が喜田からファールをもらいセットプレー。
俊輔のキックは曲がりきらずゴール左上に外れる。

前半27分 自陣センターサークル手前から宮崎が左前にいるアダイウトンへパスを出すが雨の影響でボールが止まる。
これを喜田がダイレクトで前方の伊藤に渡すとバイタルでタメられDFラインの裏へパスが出される。
スピードに乗り抜け出した遠藤にPA内でタックルに行った森下にファールの判定、PK。

キッカーの伊藤はゴール右を狙うがカミンスキーが弾く、このこぼれ球に伊藤が詰めて横浜先制 0-1。
キックオフの再開寸前、ゴールを決めた伊藤に俊輔が寄っていく。
前半39分 敵陣右サイドから櫻内が中央に放り込むとバイタルで川又がキープ、そして反転左足シュート。
中澤のマークを振り切ろうと強引にシュートに行ったボールは下平に当たりコースを変えゴール右に吸い込まれる。
磐田1-1同点。

前半終了。 1-1。
ハーフタイム 宮崎out 上原in。
後半3分 敵陣中央で中町から上原がボールを奪うとそのままPA内右まで持ち運びシュートもGKが弾き出す。
後半4分 敵陣バイタル中央、ムサエフからのパスを受けた川又がデゲネクに倒されFKのチャンス。
バイタル正面やや右からのセットプレー、キッカーは俊輔。

俊輔のキックはジャンプした壁の下を抜けていくが右ポストに阻まれる。
後半17分 敵陣左サイドで俊輔、上原と繋ぎバイタルに放り込むとこぼれ球を大井がボレーもGKが弾き出す。
後半19分 敵陣での右CKを跳ね返された所でGKカミンスキーまで一旦下げて建て直すと左サイドで上原とアダイウトンのパス交換からサイドの裏スペースにボールが出る。
カバーした喜田がGK飯倉にバックパス、これに川又が詰めると左サイド側にトラップした飯倉のファーストタッチが大きくなる。
アダイウトンが詰めてカット、左から持ち込みデゲネクがゴールのカバーに入った所でゴール前でフリーの川又へ。
左足で押し込み磐田逆転。 2-1。
後半20分 敵陣左サイドPA角付近でアダイウトンがドリブル突破を図ると下平と仲町に挟まれファールを受ける。
俊輔はニアを巻いたボールで狙うが再びポストに阻まれる。

後半27分 ピッチ中央に水面が浮き出し始めボールが転がらなくなる。
後半31分 横浜 天野、遠藤out 富樫、イッペイ シノヅカin。
後半33分 自陣左サイド、小川(大)のファールでバブンスキーがセットプレーを蹴る。
ゴール前に放り込まれ弾き返すが、こぼれ球の奪い合いはまるで水球の様。
後半35分 アダイウトンout 藤田in。
後半36分 横浜 喜田out 栗原in。
後半37分 試合を止めて中断するか協議中。
後半43分 森下がスライディングでボールをサイドラインへクリア。

後半44分 自陣左サイド、ムサエフが中町を倒しセットプレーを与える。
バブンスキーのキックはミートせず。

後半45分 川辺out 松本in。
ロスタイム2分 俊輔を中澤が倒してセットプレー。
俊輔のキックは壁に当たる。
セットプレーでこのDF配置…。

試合終了。
磐田 2-1 横浜FM
俊輔が今シーズン初のゲームキャプテンを任された試合でマリノス相手に初勝利を挙げた。
中澤は相変わらず堅守健在。
得点を挙げた伊藤と競り合うムサエフ。

川又とアダイウトン、この二人を止めるのは大変そう。
アダイウトンと対峙した下平。

この天候の中、約19500人が来場。
勝利に選手達もテンションが高い。

磐田は上原の運動量が凄かったのとアダイウトンがこのピッチ状況でキープできるのが頼もしかった。
帰りは新幹線が遅延しておりあまりの寒さに耐えきれず掛川のファッションセンターしまむらで着替えを購入。
新幹線は予定の1時間遅れくらいで乗ることができましたが戻った東京駅は交通麻痺で大混雑。
この台風の中なんとかなってよかった。
何より磐田が勝てて良かった。
サッカーとしては置いといてなかなか体験できない貴重な試合を観戦できてラッキーでした。
次もいい試合を期待して。
…ということでまた。。