ありがちな会話

 

 

 

ごはんを私が作った日のこと。

 

 

 

彼 「そぼろ美味しいねー」

 

私 「そうでしょ!私そぼろだけは美味しく作れるのー!」

 

彼 「そうだね」

 

私 「・・・ ・・・。ニコ

 

 

 

確かにそぼろは得意なんだけどさ、

 

「他のごはんも美味しいよ」

 

って言って欲しいじゃん(笑)

 

我ながら面倒くせーと思うけど

 

こういうの言える男の人ってモテるじゃん!

 

 

 

・・・って、私って面倒なヤツだなーと思いつつずっとそう言ってたら、こうなった↓

 

 

 

私 「私そぼろだけは美味しく作れるのー」

 

彼 「炒飯も美味しいよ(棒)」

 

 

 

安定の棒読みだけど、ありがとさん!

 

鵜呑みにする時としない時が、なんとなく分かってきたらしい(笑)

 

 

 

・・・

 

こんなのが続くと、たまに

 

「私が面倒くさいこと言うばっかりに…」

 

「なんか悪いな…」

 

と思えてくることがあるけど、

 

こういう「悪いな」はカサンドラの罠です(たぶん)

 

 

 

ムキームキーってなったら、

 

思いっきりムキーって伝えるのがいい。

 

その時に、ちょっとだけアスペの彼に分かる言い方に「翻訳」して伝えるってだけ。

 

彼はアスペルガーで

 

私は元鬱病で

 

 

 

彼はめっちゃマイペースで

 

私は前から人に合わせるのが得意で

 

 

 

でもなんとか上手くやってるのは、

 

お互いの特性を理解しようとして

 

歩み寄ろうとしているからで

 

どっちかがそれを怠れば

 

多分私たちなんて、あっという間にバイバイしちゃうんだろうな。

 

 

 

そうならないように

 

お互いを大嫌いになって別れることだけはないように

 

普段からお互い努力しようね

 

 

 

・・・というのが2人の決まりごと。

 

 

 

アスペとか鬱病とかじゃなくて

 

定型と発達とか関係ないこともある。

 

 

 

アスペ傾向がなくたって

 

「自分が1番正しい」って思っている人はいる。

 

 

 

そういう人とは、私は付き合えないなって思うけど

 

逆にそんなタイプと付き合いたい人もいて

 

つまりね

 

正解なんてないんだと思う。

 

 

 

自分が誰を選ぶか

 

どんな努力ならしたいと思えるのか

 

 

 

やっぱり最後は自分で

 

自分を一番大事にしなきゃいけないね。

彼、アスペルガー

 

私、うつ病

 

 

 

 

 

私が洗い物をする

 

水きりに重ねておくと

 

いつの間にか彼が綺麗に重ね直している

 

 

 

 

 

私が冷蔵庫に無造作に物を入れる

 

いつの間にか彼が冷蔵庫の中身を整理する

 

 

 

 

 

私がベーコンをラップに包んで冷蔵庫に入れる

 

・・・彼がそれをタッパに入れ直す

 

(重ねたいらしい)

 

 

 

 

 

最初はムキーむかっむかっムキーってなってたけど

 

今は「冷蔵庫大臣!」って言って、

 

「冷蔵庫よろしくね~」と言ってる(笑)

彼、アスペルガー

 

私、うつ病

 

 

 

 

 

やっぱりさー

 

急に寂しくなる時があるよ。

 

なんかね

 

理由もなく寂しい時ってあるじゃん。

 

でもアスペの彼は、

 

そもそも「寂しい」って分からないみたいで

 

それがまた私を寂しくさせるわけでうずまき

 

 

 

 

 

アスペでも鬱病でもない、

 

定型どうしの「普通のカップル」はさ

 

寂しくなった時どうしてるんだろう???

 

 

 

 

 

私の対処法オカメインコ

 

 

 

 

 

①「寂しい」って言ってみる

 

とりあえず言ってみるのね(笑)

 

「なんか寂しいんだよ」って。

 

だからごはん一緒に食べよう、

 

お散歩一緒に行こうって

 

とにかくじゃれついてみる。

 

・・・ ・・・大抵は逆効果に終わる宇宙人くん

 

 

 

 

 

②パソコンをする

 

パソコンはめっちゃ強い味方。

 

SNSで友達と繋がってみたり

 

仕事したり

 

趣味のサイトみたり

 

だいたいこれで癒される。

 

 

 

 

 

③それでも駄目なら…

 

それでもまだ「寂しい」って感じる時は、

 

家出してファミレスでパフェを食べたり

 

じっと夜明けを待ったり(笑)

 

嵐が過ぎるのを待つ感覚で

 

じーっと自分の「寂しい」に浸ってるかな。

 

 

 

 

 

心を見つめるって大事だよね。

 

「あー寂しいんだな」

 

「今とても悲しいんだな」

 

って、じっくり浸ってみるのもいい。

 

 

 

 

 

アスペな彼には共感は出来ないみたいだけど

 

鬱病だった私はそもそもセンサーが鈍くなってるから。

 

それを取り戻すためにも

 

やっぱりしんどいけど

 

1人でじっと感情と向き合うことにしてる。

 

 

 

 

 

寂しさって

 

他人に癒してもらうものじゃなくて

 

自分が癒すものなんだ。

 

 

 

 

 

でも、私はすぐ外の他人に頼りたくなるから

 

きっと「自分で向き合いなさい」って

 

「自分で癒しなさい」っていう学びのために

 

こうして彼とご縁があったんじゃないかなって

 

何となく思ったりする。

 

 

 

 

 

理由のないご縁はないからね。

 

・・・って、本気で思ってる部分もあるけどさ

 

こう思ってると気が楽だからってのもある(笑)

彼、アスペルガー

 

私、うつ病

 

 

 

 

 

彼は超マイペース

 

私はめっちゃ周りに敏感

 

 

 

 

 

彼はゲームやドラマに熱中すると、もう私と話してくれない(笑)

 

私は熱中してても、彼が話しかけにくると一旦中断して話すことができる。

 

 

 

 

 

私たちは部屋が別なので、

 

起きる時間もバラバラです。

 

 

 

 

 

ありがちなできごとドクロ

 

 

 

 

私が起きたら、リビングで彼がゲームをしてる。

 

私 「おはよー」

 

彼 「・・・ ・・・。」

 

私 (こりゃ駄目だ)

 

 

 

 

水飲んで、お湯沸かして、

 

自分の分だけお茶淹れて、

 

自分の部屋に戻る。

 

パソコンをつけて、仕事を始めて

 

それがいい感じに進んだ頃

 

 

 

 

やっとリビングから

 

「シュウちゃん、おはよー」

 

と彼が声をかけてくる。

 

 

 

 

これが、熱中してる時の彼の「返事」である爆  笑

 

 

 

 

 

「聞こえてない」わけじゃないみたい。

 

私に返事しようって気持ちはあるみたい。

 

この頑張って返事をくれることじたいが

 

アスペの彼の愛情なんだと思う(笑)

 

しばらく待ってあげるのが、私の愛情。