U12県トレセン選考会と結果 次男U11 | 少年サッカー 元パパコーチ 次男小学6年生

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長男のパパコーチ(お手伝いコーチ)をしておりました。

今は、長男は高校生になりサッカー以外の部活を、次男はクラブチーム。

そんな子を持つ父親として、今の少年サッカーや次男チーム、次男に対して思ったことをつづっていきます。

先日、U12に向けた県トレの選考会がありました。


我々の県では、U11の夏に一度県トレを選び、その選ばれたメンバーで半年間活動。

 

そして、この時期にその活動は一旦解散し、U12の県トレの活動に参加するメンバーを再選考する、という流れです。

 

ちなみにU11県トレといっても、その活動は月1の全6回くらい。

しかも次男は学校行事や公式戦などもあって、実質参加できたのは3回くらいなので、県トレの活動で何を得られたかと言えば、他の県トレになったメンバーを知ることができた、というくらいです。

 

次男自身にとっては、県トレに選ばれた子のレベル感を肌で感じられるいいきっかけだとは思いますが、その活動でうまくなるとかはないです。

 

で、活動などの観点からいうと、U11よりもU12で選ばれる方が、いいことがあります。

それは、今回で選考されたメンバーを更にAとBに分けて、地域で各県トレ同士、通期のリーグ戦に参加できるからです。

 

地域というのは、関東、関西みたいな括りです。

 

そこで1年を通して試合をする、というのは高いレベルで試合ができることになるので、活動自体にも意味があります。

 

また、そのリーグ戦を通して、見定められて、その中の数人がナショナルトレセンへと選考されます。

小学生年代は、各地域30人くらいがナショナルトレセンという位置づけなので、全国で合わすと200人くらいになりますが、何人ものサッカーに詳しい人たちに見られて理由があって選ばれるので、少なくとも小学生年代では全国見渡しても、なかなか見ないレベル、何かしら光るものがある選手だと思ってもいいです。

 

という、あらましはここまでで、

実際の県トレの選考会。全地区併せて300人くらい参加です。

 

私は次男の送迎を兼ねて見にいきましたが、正直、気楽に見ていました。

それは、まず根本的に何をどう評価しているのかよくわからないので、気張ってみても意味がないというのが1つ。一方、再選考会であり、次男の現状を考えると、まあ選ばれるのでは、という気持ちがあったからです。現状というのは、次男の実力というより立ち位置的なもの。

 

試合も見ましたが、まあいつも通りかな、というパフォーマンスでした。

他の試合も見ていましたが、地区で差はあるもののU11のときより全体的にレベルが上がっていてそれなりに楽しく見れました。

 

 

で、後日結果がきました。

 

落選。

 

 

大丈夫だろうと思っていたので、まじか、となりました。

私はやっぱり、こういったセレクションみたいなものを見る目がありません。

 

それでも、なんで、という気持ちがあったので、選考されたメンバーを確認します。

見て思います。私が楽観的だっただけだと。

 

根本的に、U11の時から半分の人数くらいしか選ばれない、ということを知りませんでした。

U12ではキーパーを除くと20数名くらいです。そりゃ厳しいわ、次男も無理だというレベル。

 

というのも、ざっくり、ポジションごとに見ていくと、選ばれたメンバーで次男と同じようなタイプが4,5人。

そのメンバーは次男たちが何度も試合しているので何となく知っていますが、J下部や全国的にも強豪チームの選手たち。彼らに勝る部分があるかと言えば、次男はまだまだです。具体的に、彼らを超えなければ入れないという状況。

 

納得の落選。

 

何ができる、何ができないでなく、具体的に彼らと比較するとまだまだ次男には足りない部分だらけ、なので、県トレに選ばれなかったということです。

 

どのレベルの選考会でも、誰が見ても目立つレベルになければ、どうなるかわからないと思っていた方が良いというのが今回の私の教訓です。

 

次男も私と似ているところがあり、かなり楽観的に考えていて、余裕でしょ、と言ってたので、落選を伝えると、悲しむより、なんであいつが受かって、、みたいな怒りが先にきておりました。

 

この状況で県トレ入ってもBチームだから、あんまり意味ないし、やっぱり、県トレに選ばれたメンバーが多く所属するチームに次男チームで勝たないとダメなんじゃない?

 

と、反骨精神をみなぎらせるような言い回しで伝えておきました。

 

選ばれれば選ばれたでいいこともたくさんありますが、今の次男にとっては休む時はしっかり休む、勉強しなくちゃいけないときは勉強する、という方がもっと大事なので、残念ですが結果的には良かったかなとも思います。

 

今はまだそれなりに落ち込んでいるとは思うのでそっとしておいて、時期が来たら、そのレベルで勉強もできないって大丈夫なのか、というふうに持っていって、しっかり自身で勉強する意識は持たせたいとは思います。

 

一応、夏くらいに追加選考などもあるようですが、今の実力では難しいと思うので、サッカーでの個人の挑戦は一旦置いておいて、チームでどこまでいい結果を出すかに注力してもらいたいかな、と勝手に思っています。

 

U12の県トレは、もちろん各都道府県で差はあると思いますが、本当にすごいというか、まあ選ばれて当然でしょう、という選手しか残らないのかな、と思いますし、県で20数人とかになると、実際にうまい子ばかりです。

 

私としては、これをきっかけに

このまま、サッカーで突っ走っていけないかも、勉強もしっかりしとかなくちゃと次男自身が思ってほしいという思いと、なにくそ、県トレに返り咲いてやると思ってほしい、という思いが、ちょうど半分半分。

 

まあいずれにせよ、やることをしっかりやって、中学生までは今のチームで思いっきりサッカーを楽しんで欲しいとは思っています。