市内・地区と勝ち上がって、たどり着いた旧チビリンは3位入賞と好成績で終えましたが、
同様に勝ち上がってきたもう1つの公式戦の県大会がありました。
この大会は8人制で各地区3位や4位までが県大会に出場できるため、県大会はグループリーグからで、上位2チームがベスト16のトーナメントに出場できるというレギュレーション。
結果から言うとグループリーグ敗退となり、決勝トーナメントに進出はできませんでした。
8人制での次男チームの能力として旧チビリンのような県上位が妥当か、と言われれば、そこまでのレベルにないと私は思っていましたが、それ相応の結果。
今ある能力から、どれだけ勝負強さを見せられるかで、互角のチームに競り勝てたり、上位チームに食らいついたりして結果も伴うのかな、と思って観ていましたが、グループリーグの1つチームとの対戦を見て勝負強さよりももう1ランク積み上げが必要と思った敗退でした。
それは相反する部分もありますが、1対1の強さとチーム戦術。
スピードでもフィジカルでもテクニックでも何でもいいのですが、相手がそれ相応のレベルでも1対1なら負けない、という子が何人かいるチームは強いです。逆に言うと、そういうチームに次男チームは負けていました。
要は個の力が大事ということです。
一方、次男チームが対戦した1つのチームに、前半と後半でフォーメーションも戦術も変えてきたチームがありました。しかも、負けている時のパスの回し方、引き分けている時の回し方も変えてくるような戦術をとっていました。
正直、その作戦自体が実ったかと言えば、そこまででもなかったのですが、次男チームの勢いを消すというか、どう対応すべきかという混乱は少なからずあり、そういう意味では意味があったという戦術でした。
相手チームの戦い方を見て後半に大胆な戦略変更をしたり、点差でパスの回し方を変えてくることを当然のようにやってのけてしまうチームがいるレベルなんだ、というのが私の中の大きな驚きでした。
こちらは組織の力が大事ということ。
サッカーにおいて、個々の能力とチームの能力は両輪なので、結局のところ全部レベルアップしなくちゃだめですよ、ということが今大会で次男自身もチームメイトも分かったと思います。
次男としてはあまり良い結果を出せず悔しいと思いますが、私としては色々と見地広がる大会に連れてきてもらって、本当に感謝でいっぱいです。
まだリベンジできる大会は、いくつもありますので、心折られず、大きな目標に向かって引き続き頑張ってほしいと思っています。