次男に激怒モード。 U11 次男 | 少年サッカー 元パパコーチ 次男小学6年生

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少年サッカー

長男のパパコーチ(お手伝いコーチ)をしておりました。

今は、長男は高校生になりサッカー以外の部活を、次男はクラブチーム。

そんな子を持つ父親として、今の少年サッカーや次男チーム、次男に対して思ったことをつづっていきます。

2月の県大会を、休ませようかどうしようかとすごく悩んでいました。

 

理由は、次男の怪我です。

 

公式戦に先立つ練習や練習試合で両足首を捻挫しておりました。

夢中になっていると何とかできるけど、間が空いたり休憩したりすると痛むようで、試合や練習の最後の方は休んでいました。

 

お医者さんからは、公式戦前日までは運動禁止、前日の練習で無理しない程度にやって、問題なければ、テーピングを巻く前提で試合に出ても良いとの許可は頂いたので、公式戦の1週間前、練習を数日休ませて、前日練習だけ行かせて、どうか聞くと、

ちょっと痛いけど大丈夫、というので、試合に出たのですが、試合が終わるとやっぱり痛くなるようで、毎試合後にアイシングをしていました。

 

打撲的なものであれば多少無理してもいいですが、捻挫は癖になるのでしっかり治さなくてはいけないと思っています。特に小学生で無理する必要は全くなく、テーピングをしてまで試合に出るのは、高校サッカーの選手権くらいならわかるけど、、、という気持ちでしたが、次男がどうしても出たいというのと、その痛みの加減が良く分からないのと、お医者さんからもやってはいけないとは言われていないので、

・足首が痛くて思いっきりできない次男なら、100%できるチームメイトが出た方がチームとして勝てる可能性が高いので、そうなったら確実に交代すること。

・完全に治っているわけではないので、厳しい展開なら仕方ないが前半で点差が付けられれば、痛くなくても3ピリオド目はコーチに言って休むこと。

を伝えて、公式戦の試合に出場していました。

 

この時期に怪我持ちとは、持ってない男だと、思いながら、試合を見ていましたが、本当に怪我しているのかというくらい動き回っていたので、次男の言う「痛い」が知れているのかも、と思っていましたが、翌日の練習終わりにまた痛み再発。

 

これはやっぱりまずいかも、と、思い、次の公式戦は休もうと伝えると、

それは嫌だの一点張り。

 

すごく悩みましたが、それだったら前日の練習までしっかり休んでしっかりケアして、前日の練習で全く痛くない、となれば公式戦に出ても良い。

少しでも痛ければ、諦めるしかない。

 

というようなことを伝えて、次男も渋々ながらわかったというので、そこで妥協しました。

 

サッカーをしていると徐々に痛くなってくるけどできなくはない、日常の行動では痛くない、というような感じなので、次男自身は軽く思っている節があり、それが怪我の完治を伸ばしている要因の1つなので、ちゃんと意識して毎日のアイシングは欠かさずやることが大事と伝えていました。

 

と、その翌日、仕事から帰ると、お風呂上りの次男がゲームをしております。

 

どう、足は?

と聞くと

大丈夫

と次男。

 

アイシングは?

と聞くと

あ、忘れてた

と次男。

 

私は感情的になって息子たちを怒ることはありませんが、感情的になって怒っていると息子たちに思わせた方がいい場合は、感情的に怒る演技をします。

 

次男は、この件に限らず、忘れてたを連発します。私も忘れることがあるので別にいいのですが、絶対に忘れてはいけないことが世の中にはあるということを教えなくてはいけませんし、怪我に対する向き合い方を教えるにはいい機会です。

 

私は、何段階かある中の激怒モードに気持ちを切り替えます。

 

おい、ゲームやめろ。

 

基本的にあまり怒らないので、私の声のトーンで、次男は気づきます。お父さん、怒っていると。

 

なんで、アイシングしてない?

 

忘れてた

 

公式戦に出る気がないと思っていいんだな?

 

出たい

 

試合出るためには何をしなくちゃいけないと言った?

 

アイシングちゃんとして怪我治す

 

してるの?

 

してない

 

なんで?

 

忘れてた

 

試合に出るためにしなくちゃいけないことを忘れるくらいゲームをしたいのなら、サッカー辞めてずっとゲームしときなさい

 

 

ここらへんで次男は泣きじゃくります。嫌だーと。

そして私はここらへんで、どう妥協させるか考えます。

 

ぶっちゃげアイシングがどれほどの効果があるのか、よくわかりませんし、したからと言って確実に次の公式戦に間に合うわけでもありません。しかし、怪我をしてしまった後に早く治そうという姿勢は今後サッカーを続ける気があるのならすごく大事ですし、何よりも不透明な金銭のやり取りをごまかす国会議員じゃないですが「忘れた」ですべて許されると思うなよ、ということは教えておく必要はあります。

 

 

とりあえず、妥協案が思いつくまでは、

怪我をするのは仕方ない、早く治そうとかケアできない人間にサッカーをやる資格はない、

やら

本当に試合出たいと思っている人間なら、忘れるなんかあり得ない

やら

言いながら、考えます。

 

ちなみに、この妥協案、最終的にどうするかは子供たちに決めさせるというか、言わせるように仕向けるのですが、激怒モードでは、こちらから提示します。

 

次の公式戦に関わらず、サッカーに対する姿勢は、この1週間の行動にかかっていると思って行動しなさい。

そこでお父さんにやっぱりサッカーが好きじゃないんだと思わせるような行動をしていたら、好きじゃないサッカーを無理やりさせていることになるので問答無用でサッカーをやめさせる。

 

あと、忘れていたは理由にならないから。

忘れるのは、忘れてしまうくらい興味がない、おもしろくないこととお父さんは思うから。

 

さらに泣きながら、嫌だーを連発しますが、本当に公式戦出たいとかサッカーを続けたいと思うなら、そんなに難しいこと言っているわけじゃないと説明。

 

次男も冷静になり、わかった、ということで、私の激怒モードは解除します。

 

 

まあ、本当にサッカーをやめさせようとは思っていないので、「お父さんにサッカーが好きじゃないんだと思わせるような行動」という私自身の匙加減でどうにでもできるような妥協案にしました。

 

結果的には、その日以降はしっかりアイシングもして早めに就寝もして、足の痛みも収まり、試合にも出られて大きな怪我にもならなかったので良かったですが、今のうちからしっかりと自分の体との向き合い方も身につけてほしいとは思います。

 

あと、「忘れていた」「記憶にございません」は、すべてを解決する便利な言葉じゃないことも何かと理由をつけてしっかり教育していこうとは思っています。

 

 

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