U12の全日は負けましたが、
先週に市内予選、来月に地区、県と続くU11の公式戦が2つあります。
1つは、県で上位に入れば地域の大会に出られる公式戦。
もう1つは、旧チビリンピックで現在は全国小学生選抜サッカーと名を変えた3ピリオド制の公式戦。
両方の市内予選が今月あったのですが、
無事、両公式戦とも次のステージである地区予選に進むことができました。
危なげなく、実力通りに、とは言い難い得点差や結果もありましたが、どの試合も、どのメンバーが出ても、ただ得点できないだけで支配率でも内容でも圧倒するような展開が多かったので、このまま突き進んでいけばU12やその上のジュニアユースでいい感じなりそうで、それぞれの細かい精度をあげていってほしいとは思います。
ただ、目先のことを言うと目指すはどちらの公式戦も県上位なので、今からエンジンをかけていって県大会に照準を合わしてほしいと思います。
ところで、この公式戦の1つの決勝戦はスコアレスドローでPKとなりました。
次男にとっては、U12全日敗戦後、初めてのPK戦です。ただ、両チームとも地区大会の出場は決めているので、そこまで重いPKではありません。
全日でのPK失敗後U12のメンバーに温かく迎えらえたという記憶が鮮明に残っている状況で、今回のPK戦。
結果、1人外しはしましたが、次男も決めて優勝で終わりました。
私はPKで次男が決める決めないよりも、PKの後に次男がどういう振る舞いをするか、が、気になっていたのですが、電話をしたりしていて良く見ていませんでした。
帰ってきて次男に聞くと、
外した子には、ちゃんと声をかけてあげたと、言っていました。
今までの次男を考えると、大きな成長です。全日の経験も無駄ではなかったようです。
えらいな、そういうことはサッカーうんぬんでなく、人として必要な行動だから。
と、伝え、
でも、欲を言うと、最後外した相手の子にも声をかけてあげる、くらいになったら本当に立派。
と伝えると、
声かけたよ、俺もいっぱい外してきたから気にするなって。
まだまだ子供で、いい加減で自分勝手で生意気で、と思って接していた次男なので、そんな気遣いできるわけないと思っていましたが、、。全日の経験が無駄にならなかったどころか、次男を大きく人として成長させてくれたんだと思います。
本当にU12のメンバーには感謝しかありません。
そんな感謝の気持ちを改めて思いながら、次男に伝えます。
今のU11の市内だけで考えたら、次男は代表するチームに所属していて、その中でも代表する選手になってるわけで、他の市内の選手やコーチや保護者からも応援されるような選手にならないとダメだよ。
試合中は、勝利に向かって戦うのは当たり前。
でも、試合以外では例えば試合が終わった後に審判にありがとうございましたと挨拶するだとか、相手選手に声をかけるだとか、相手のコーチにも挨拶するだとか、試合中以外は知っている子やコーチには挨拶や話しかけるだとか。
そういうことを積み重ねて、次男と一緒にプレーしてよかったとか、次男と対戦できてよかったとか、思ってもらえるようになるのが、今の次男には大切なことだし、サッカー以上に大切なことだから。
次男を乗せるというか、良識ある言動をさせるには、
この件に限らず、お前はすごい奴だ、だからすごい奴なりの言動をしなくてはいけない、という論法が一番効果的なので、こういった言い回しをよくします。
が、私が改めてこんなこと伝えなくとも、もう十分に理解しているから、PK後に相手の子に声をかけれたのでしょう。
苦い経験が人を大きく成長させる、
ということを次男で目の当たりにさせて頂いた市内公式戦でした。