「魅力的な売り場作りの集中講座」が開講します。

詳しくはサイトをご覧ください。

 

単発のセミナーや座学での研修では記憶に残らない、即実践できない。

などの声を反映させた画期的な講座です。

豊富な事例写真をスライドで見ながらの講義とワークでの実践を組み合わせた

分かりやすい内容です。企業研修として、起業予定の方、店舗オーナー様

店長様、ディスプレイのスキルを必要とする方々に最適な講座です。

第1期は10月開講予定。日程はまた告知します。

 

 

 

魅力的な売り場の集中講座

 

http://www.shop-fukuoka.com/attractive-section

 

 

売り場のお悩み解決。売り場作りのプロ 株式会社センス&セオリー

http://www.shop-fukuoka.com/

 

前回は花屋さんの販促方法をご説明しましたが、今回は集客、買い上げ率に

貢献してくれるような売り場作りについて書いてみました。

 

花屋さんも洋服、雑貨、食品と同じ手順で売り場を作っていきます。

アパレルのお店では「VP」という売り場を代表する商品ディスプレイをショーウィンドウ等で展示しています。

花屋さんの店頭でもアパレル同様、店頭ディスプレイを展開します。

アパレルの店頭ディスプレイを思い出してください。

いち早くシーズン商品を一番目立つ場所に展示し、季節感をアピールして店外の通行客に訴求します。花屋の店頭でも同じことをしましょう。

花屋さんに欠かせない訴求要素は「季節感」です。

店頭の桜や紫陽花を見ると、「ああ、そんな季節になったんだな〜。」と季節の到来を感じさせてくれる典型的な業種です。通常商品の陳列棚ではなく、シーズン商品の展示コーナーを、できれば店外からよく見える場所に配置しましょう。ご想像の通り、店内に入ってすぐの正面が適当な位置です。5月なら紫陽花を何種類かPOPと一緒に展示します。POPには産地や各種類の名前、特徴などを書くと興味を持ってもらえます。

また、ファサード(店の正面)は道路(通路)からどう見えていますか?

客観的に見て入りづらそうな佇まいなら、改善していかなくてはなりません。

以前も記事に書きましたが、店内が暗くないですか?

店頭でアイキャッチになるVPに照明が照射されていますか?

また、店内の様子がよくわかるよう、外部からの見通しは確保していますか?

路面店は入店のハードルが高いので気軽に入りやすい雰囲気を演出しましょう。

品揃えは店外から視認できますか? 一番よく見える部分に何が陳列

されていますか?

 

また、店内のゾーニングも回遊率や滞在時間に影響します。

シーズン商品は店先、蘭などの通年商品は店奥でも大丈夫、雑貨や園芸用品もグルーピングしてゾーンを作りましょう。プリザーブドのアレンジやハーバリウム、ミニサイズのサボテンなどはギフトコーナーを作って配置します。

 

店前の花の苗もグルーピングしなくてはいけません。

種類別はもちろんですが、その他形や色が似たものを塊にしてひな壇に陳列し、

遠目に見て「色の面」になるようにします。

デイジー、ミニバラ、ハーブ系の花などグループにする事で各種類の豊富さがアピール出来ますし、選びやすく見た目も綺麗です。

 

視覚的にモチベーションを店頭で上げていくよう、販促を実行していきましょう。

 

 

 

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売れてる店には理由がある!

売り場づくりの企業、株式会社センスアンドセオリーです。


花オンチの私ですが、今年に入って花屋さんの臨店コンサルをさせていただいています。 

臨店コンサルとは、1日に数店舗、お店を訪問し、現場で指導アドバイス

することです。 

 

お花屋さんのVMDも他の業種と同じで、入りやすそうなファサードか、店内の見通しは良いか、品揃えが視認できているか、など、通常のチェックを入れるわけですが、花は日用品と違い生活に必要なものではありません。なので少し違う視点で売り場のアドバイスを行います。

 

花が一番売れる時期はいつだと思いますか? ご想像の通り、「母の日」です。その他イベントの時期に花を買う機会があるわけですが、何かの「理由」がないと通常花を買おうと言う気持ちになりません。 なので、花を買うきっかけを作る(教えてあげる)のです。

 

例えば「物日」と言って「特別な日」に誰かが誰かのために花を送ることを教えてあげる。

フラワーバレンタイン、ミモザの日、愛妻の日、などのイベントとその意味を伝え、

イベントに合った商品を提案します。生活必需品でなく、さほど高くない花の訴求のポイントは「モチベーション」です。

 

イベントに限らず、花に興味を持ってもらい、買いたくなる気持ちを押し上げる効果があるのは、やはりPOPです。「長崎県産ラナンキュラス入荷しました」

「お手入れしやすい多肉植物。男性へのプレゼントにいかが?」

など、ちょっとした説明や提案で足を止めるきっかけになりますし、プロ目線のウンチクが花に興味を持つきっかけにもなります。

 

店前でブラックボードやポスターで訴求することから始めてください。

 

花屋さんの売り場作りは深いです。

次回は店内の物理的な構成について説明します。

 

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