今日はネットニュースで、首都圏の新築マンション価格が高騰しているけど販売は好調、っていう記事が出てました。
首都圏の新築マンション、平均価格ついにバブル超え…1戸あたり6260万円(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
まあ、とにかく金利が低いですからね。。
安定した高所得がある人にとって、銀行に預けておくより不動産を買ったほうがよい、という発想になるのもわかります。。
それにしても、マンション販売の好不調の目安となる「初月成約率」。
今回は6年ぶりに初月成約率が70%を超えた、っていうてますけど、
これって、売れ行きが悪い物件で初月に売り出された戸数が1戸だけでも、
それが売れたら100%になる計算なんです。
まあ、第1期販売戸数が1戸だけ、というのはなかなかないと思いますが。。
販売戸数をあらかじめ絞って、小出しにしていく販売手法の場合、
不人気物件でも初月成約率は高くなるというマジックは昔から存在してました。。
なので、私は、あまり「初月成約率」は信用していません。
確かに初月は売れるかもしれませんが、問題はその後。。
現場の営業マンが大変なのは、美味しい住戸、いわゆる「あんこ」を
売ってしまった後なんですよね。。
報道には出てこない新築マンション業界の裏話。。
たまに書くとつい最近のことのような気がしますが、
もう新築業界を離れて10年近く経過していることに気づき、
月日の経過の速さを感じる小川でした