097 1/100 MG マスターガンダム

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最終バトルロイヤルに勝ち残った最後の一体に対し、「ガンダム・ザ・ガンダム」の栄誉を与える!

団長の先輩の、毎日ケンプファー

1/100 MG マスターガンダム

劇中より前大会の第12回ガンダムファイトをクーロンガンダムで制した、東方不敗マスターアジアの乗機。主人公、ドモン・カッシュの師匠だ。
まあ、見ての通りの禍々しさで、すったもんだあってデビルガンダムを守り、最強の敵として暗躍する。詳しくはDVDでも見るかスパロボやって下さい。


ゴッドガンダムが出てから割と間を置かずに発売された。当然ファイティングアクションシリーズを謳い、腕組みポーズ他、当時かなりの可動を誇る。


やっぱりかつての師匠ということもあって腕組みが映える。ウイングバインダーもいいアクセント。


色分けも良好…ただ、全体に少しブルーがかってるのと、ウイングバインダー部の黄色い箇所が塗り分けされてない事に注意。
団長の先輩の、毎日ケンプファー

通常の握り手が無い男らしい編成ながら、手首パーツが豊富な上に、構えても大丈夫ないいバランス。一本足は基本だからね…。
ちなみに、ウイングバインダーで自立を助ける裏技も可能。大きいってことはいい事だ。
団長の先輩の、毎日ケンプファー

ディスタントクラッシャーはパーツ差し替えでリード線を仕込むギミックで再現。離れたところも攻撃だ!虚を突け!ちょい伸ばしのニアクラッシャーもできるぞ。
団長の先輩の、毎日ケンプファー

唯一の武装、マスタークロス。武器っていうか、人間状態の布攻撃をビームにしただけだからね。
ちなみに、人間状態ではその布でデスアーミーも破壊するぞ。初めて見た時はあまりの出来事に良く分からなかった。さすがは味皇や衝撃のアルベルトの今川監督。
団長の先輩の、毎日ケンプファー

そして必殺のダークネスフィンガー。
弟子もできるんだから当然師匠も…。やっぱ悪役はより強力なコピー必殺技をもたないとね。ツボがわかってらっしゃる。
団長の先輩の、毎日ケンプファー

当然左右両方付いてるので、東方不敗が最終奥義ぃ
団長の先輩の、毎日ケンプファー

石破天驚拳けぇぇぇぇん!も可能。もうちょっとダークネスフィンガーが開いたらよかったのに。
団長の先輩の、毎日ケンプファー

ゴッドガンダム用のゴッドフィンガー状態の手首パーツも付いてる。これと専用ダークネスフィンガーを使って対決シーンも再現できる。燃えるぞ!
ただ、ゴッドフィンガーが紫クリアーなのが…。いや、仕方ないとはいえ、ねぇ。
団長の先輩の、毎日ケンプファー

MG版はアクション性を重視したために、旧キットではできたウイングバインダーを閉じた、テルテルガンダム形体はできなくなっている。
まあこれは潔い判断だったと思うし、どうしてもって人はその旧1/100キットのパーツが流用可能らしいので、それで我慢だ。


なかなか充実した内容で定価2800円なので、コストパフォーマンスも悪くないと思う。ゴッドガンダムを買ったらやっぱセットでほしい所だね。

団長の先輩の、毎日ケンプファー

序盤が説明などでややテンポの出なかったアニメだが、粗方の説明が終わり、デビルガンダムの事が語られだすと話が俄然転がってくる。
そして師匠であるマスターアジアの登場により、盛り上がりも一層…というか、今後の作品の流れや方向を決める事となる。
生身でロボットを破壊し、それまでクールなキャラだったドモンとの演出のクドい演舞、竜巻に顔だけ出てるインパクトしかない合体技などなど…。んで、最後はクーロンガンダムの中からマスターガンダムが出てきて実は敵キャラでした!みたいな怒涛の展開。
ハッキリいって、ここで脱落したら絶対最後まで持たない。その逆もしかり。取り敢えずこれから見ようって人は、ここまでは頑張って見てほしい。


さてその師匠、機体のインパクトもさることながら、小型の分身を生み出す謎の必殺技や、ちゃんとモビルトレースシステムで馬が搭乗してる風雲再起、果ては冒頭のレディーゴーおじさんと中の人が同じととにかく濃ゆい。
一度ギアナ高地でドモンに完膚なきまでに叩き潰されたのに、決勝大会ではピンピンしてるどころか、優勝して東西南北中央不敗スーパーアジアになるんだー!とかのたまう始末だし。
最後の決闘も期待を裏切らず凄かった。普通に見てもなかなかお目にかかれない熱さ、クドさだが、超級覇王電影弾でぶつかり合うところが…。
知らない人向けにありのまま説明すると、でっかい竜巻の中にドモンとマスターアジアの顔だけが浮き上がってぐるぐる回ってるんだよ。何言ってるのかサッパリだと思うけど。


スパロボでも実は宇宙人だ、とかゾンビ状態とかやっぱり強烈な師匠でしたとさ。

団長の先輩の、毎日ケンプファー


…次回を待て!