アパレル産業は、製造から販売までの工程で、大量の資源や
エネルギーを使っている。衣料を大量に消費し、大量に廃棄す
る現状は、環境への負担は大きい。企業と消費者の双方が意識
を変え、再利用を促進していく必要がある。だが日本の現状は
、ビジネスモデルの転換が進んでいない。
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アパレル産業は環境への負担が大きい産業と指摘され、国際的
な課題となっている。原材料から服1着を生産するまでに、使
われる水の消費量は浴槽11杯分に上り、二酸化酸素の排出量
はペットボトル250本分に相当するという。
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1990年に年間20億点の衣類が供給されたが、現在は40
億点に倍増した。一方で衣類1枚の価格は、この30年で半額
以下になったといわれている。リサイクルの取り組みも十分で
はない。2022年に家庭から70万トンの衣類が手放され、
そのうちの46万トンは廃棄された。
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不要になった衣類を回収して、別の製品に作り替えたり、綿や
糸に加工したりするリサイクルは11万トン、リユース(古着
)としては13万トンにとどまっている。経済産業省はリサイ
クル量を2030年までに25%削減する目標をあげた。
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リサイクルを広げるには、不要になった衣類をできるだけ多く
回収することが不可欠になる。こうした取り組みを業界全体で
加速させることが大切だ。
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