畑なくても植物工場 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


畑がなくても成立する農業が本格的に始動している。
気候変動や地政学リスクを踏まえ、いかに安定的に食料を確保
していくか。山梨県にある村上農園(本社・広島市)の植物工
場の地下に、カプセル型の装置264台がずらりと並び、LE
Dライトが野菜を照らす。

別室では職員が1人で生育状況を管理し、一定の時間になると
装置が回転して光や水、酸素をまんべんなく行き渡される。
主力商品のブロッコリーのスプラウト(発芽野菜)の自動栽培
システムだ。

スプラウトは発芽直後の植物の新芽で、かいわれ大根やもやし
など様々な種類がある。栄養価が高く、解毒作用や抗酸化作用
が優れているものもあるため需要が拡大している。村上農園の
敷地面積は9470平方メートルで、国内最大級を誇る。

多くの人手を必要としないため、場所さえ確保できれば増産も
容易だ。植物工場は室内で栽培するため、猛暑などの天候要因
に左右されない。安定供給が可能で価格の変動も少ない。日本
施設農園協会によると、植物工場は2024年2月時点で全国
432ヶ所上り、大手企業参入も増えている。

国内では荒廃農地や、植物新品種など知的財産の流出といった
リスクもあり、円安の進行による輸入価格の上昇といったリス
クもあるので国内の農業生産の増大が求められている。


                                         
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