米EV減速懸念 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


米国の電気自動車市場に減速懸念が広がりつつある。
EV需要の拡大を見越して多くの企業が新規参入したものの、
想定通りに拡大せず、破綻に追い込まれるケースも出てきた。
充電設備の心配がなく、比較的手頃なハイブリッド(HV)に
消費者が流れる状態が続いている。

新興EVメーカーのフィスカーは、民事再生法にあたる適用を
裁判所に申請し経営破綻した。負債総額は約160億円。
品質面の不具合もあって生産が計画通りに進まず、経営が立ち
ゆかなくなった。同社は高いデザイン性が評価され「第2のテ
スラ」と注目を集めたが2023年約8億ドルの赤字だった。

米国のEV市場を巡っては昨年、いずれも新興企業のローズタ
ウン・モーターズやプロテラが相次いで経営破綻している。
米EV市場で5割のシェアを持つテスラも2024年1~3月
期の販売台数は4年ぶりに前年割れとなった。

米政府は税制優遇処置を導入して支援しているが、新たな技術
への関心が高い富裕層以外に販売が広がらず、HVに水をあけ
られている。ただ米中対立によって中国から必用な部品を調達
できず、EV価格が高止まりする恐れもあり先が見通せない。

冬場に電池性能が低下しやすいEVに対し、日本メーカーが得
意とするHVの価格が見直され、トヨタやホンダは北米での業
績が好調だ。EV市場で劣勢に立たされている日本勢がどこま
で巻き返せるかが課題となる。


                                     
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