２ヶ月前に私につかみかかったきたアパート入居者Ｍ氏。
すぐに本人宛にハガキで退去勧告をおこない様子を見ることに
した。退去勧告が抑止力になり、反省をしてもらい生活を改ま
ってもらえればそれでいいかなと思っていた。
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ところが状況はとんでもない方向へと向かっていた。同じアパ
ートに入居しているＡさんが当社に来店して、Ｍさんから暴力
を受けたので警察に連絡を入れパトカーまで出動したという。
Ａさんが被害届を出せばよかったのだが、そのあとのことを考
えると恐怖のあまりそれをしなかった。そして「不動産屋は
なにもしてくれない」となげいて帰ったという。
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その日私は休日で、Ａさんとは直接会って話は聞いていない。
だがいっこくの猶予もできない状態までなっていたことに反省
をした。Ｍ氏は現在仕事をしていなかったので部屋にいるだろ
う。だが何をしでかすかわからないので、防御のために傘を手
にしてすぐにＭ氏がいるアパートへと向かうことにした。
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アパートに着くと、Ｍ氏が乗るバイクが駐車場にあったので部
屋にいるはず。ドアホンを押すが電池切れで音は出ないので、
「コンコン」と手でたたいた。だが反応がなかったので「Ｍさ
ん～、Ｍさん～」と大声を出した。すると同じアパートの住人
がおどろいて部屋から出てきて「自転車がないから、出かけて
いるかもしれませんよ」。
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しばらくアパート回りでうろうろしていると、自転車に乗った
男が帰ってきた。よく見るとＭ氏のようだった。
おっと続きは明日になりました。また見てね。
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