昨日は賃貸担当者の休日だったが、電話があった。
「○○アパートの排水升のふたが割れて危険です」
夜暗くなると足元が暗くなり入居者が行き来する時、排水升に
落ちる危険があるという。けがをしてからでは遅いので、昼か
ら状況確認に現場に行った。
・
排水升は２階階段からおりて道までの通路に左右２箇所あり
、片方が粉々に壊れている。ひび割れ程度なら誤って踏み割れ
ることはあるだろうがこんな割れ方は尋常ではない。
・
割れた排水升の一番近くにいる入居者は酒癖が悪く、たびたび
問題行動を起こしてきたのでこの男なら割った可能性がある。
だがこの男（Ｍ）が割ったという証拠はどこにもないので、う
かつに「おたくが割ったんじゃないのか」とは言えない。
・
だがＭさんが一番怪しいのでオブラートに包んでいうことに。
「ピンポーン」ドアホンを押すと、本人が出てきた。
「Ｍさん玄関の横にあるマンホールが割れているんだが、だれ
が割ったか知りませんか」
目がすわって、私をにらみつけながら近づいてきた。
「これだけ粉々に割れているということは、かなり音もするは
ずだがもＭさんの部屋に一番近いので心当たりはないですか」
・
目はすわっているが、焦点はあっているので酒は飲んでいない
ように見えた。だが一瞬に豹変して「俺にけんかを売るのか」
おっと続きは明日になりました。又見てね。
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