半導体に異業種 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

素晴らしい人生を謳歌しよう

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


食品などを本業とする国内メーカーが、半導体生産に欠かせな
い部品や材料の生産で存在感を高めている。事業規模は小さい
ものの、高いシェア(市場占有率)を握るケースも多く、半導
体の成長を見込んで投資を拡大させている。

味の素は、パソコンやゲーム機の頭脳となる高性能半導体の基
板に使われる絶縁体だ。主要パソコン向けではほぼ100%の
シェアを持つ。うまみ調味料の研究から生まれた樹脂の加工技
術を使い、1999年に発売した。フィルム状になっており、
絶縁体のインクを基板に塗り重ねる従来の製法よりも品質が向
上し、工程も削減できる。2021年度の出荷量は2017年
度の2倍近くになった。

光学機器大手のHOYAは、最先端の半導体に微細な回路を焼
き付ける「極端紫外線(EUV)露光」と呼ばれる技術を使う
材料・マスクブランクスの世界市場の約8割を握る。回路を焼
き付ける際に光を通すガラス「フォトマスク」に欠かせず、
EUV向けの生産技術を持つのはHOYAとAGCだけだ。

こうした企業に共通するのが高い利益率だ。味の素の場合、
2022年の連結売上高1兆3591億円のうち、ABFを含
む「電子材料等」の割合は5%に過ぎないが、本業のもうけを
示す事業もうけを示す事業利益では27%を占めた。
利益率の高い事業には、「高いものを買わされる」との意識が
顧客に生まれる。技術を磨いて新規参入してきた企業にもチャ
ンスは多く、優位性を保つには継続的な投資は欠かせない。


                                           
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