強制退去 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


本日昼から強制退去の立ち会いがある。
賃貸保証会社が退去の手続きを全て完了して、アパートのカギ
を現地に持ってきてほしいという。入居者が退去せずに居留守
をしたり、たとえ居たとしても室内を開けない場合はカギを開
けて室内に入っていくためだ。

今まで家賃滞納があったとしても、法的手続きをしたりすると
ほとんどが何らかの形で収まっていた。だが今回は、最後まで
入居者がアパートに居座って強制退去をすることになった。
ここまで持ってくるのに保証会社の担当者は、何ヶ月間も入居
者と粘り強く折衝をおこなってきた。滞納が3か月になると、
何とか回収しようと電話をかけるがいずれは出なくなる。
電話に出なくなると現地に出向いて話を進めるが、次は居留守
をつかって出なくなる。それでもくじけずに、何度も足を運ん
で強制退去を実行する運びとなった。

約束のPM1時にカギを持って行くと、保証会社の担当者は駐
車場で待っていた。これから何が待っているかわからないが、
静粛のなかに緊張感が走った。2人でアパートの玄関に歩いて
いると、入居者の奥さんが疲れ果てた表情で立っていた。

「家財道具一式は、もう出されましたか」
「いいえ、運送屋がいないのでそのままです」
前日の話し合いでは、当日までに全ての家財類を出すというこ
とだったようだが何一つ手をつけていない。最後まで噓をつい
てきた人生が破綻した。もう立ち直ることは・・・


                                             
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