昆虫食の普及 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


次世代の食料源として昆虫が注目されている。
世界人口の増加や気候変動、コロナ禍やロシアのウクライナ侵
略などで、食料安全保障の重要性が高まっているからだ。国内
でも大企業が昆虫職事業に参入するなど裾野が広がっている。
しかし、昆虫食に抵抗がある人は多く、いかに普及させるかが
課題になっている。

日本では古くから長野県などで、採取したイナゴなどを食べる
伝統がある。しかし最近は、魚の養殖のように食用昆虫を生産
する動きが拡大している。NTT東日本は、食用コオロギを飼
育する実験を行うと発表した。ITなどを活用して2028年
には数十億の売り上げを目指す。冷凍食品大手のニチレイは
2022年7月昆虫食の生産販売を手がける「TAKEO」に
出資した。

世界の昆虫食の市場規模は2019年の70億円から2025
年には100億円に達する見込みだ。背景には気候変動や人口
増加による食糧危機への懸念がある。一方、食料を生産できる
土地は限られており、特にタンパク質の不足が心配される。

昆虫は栄養価が高く牛や豚に比べて早く育ち、1キロのタンパ
ク質を生産するのに、牛肉は10キロの飼料が必要だがコオロ
ギは1.7キロの飼料で済む。畜産に比べて温室効果ガスの発
生も大幅に少なく、広大な土地も必要としない。

昆虫を食べることに抵抗があるかを尋ねると、「絶対に避ける」
と「できたら避ける」が合わせて88.7%だった。この点を
いかにして改善させるかが課題だが、将来に期待したい。



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