航空燃料の脱炭素 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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二酸化炭素の排出が多い航空機は飛び恥として批判される。
そこで原油燃料から廃食油や一般ゴミを原料とする、持続可能
な航空燃料(SAF)を活用する動きが広がっている。

航空機大手エアバスは3月下旬、フランス南西部で、ある実験
をおこなった。座席が2階建てで、世界最大規模の旅客数を誇
る旅客機でSAFだけで約3時間飛ぶことに成功した。安全性
の証明とともに、業界に変革の波が訪れている。

航空機から排出されるCO2は、ほとんどが原油を原料とした
ジェット燃料からのものだ。脱炭素が世界の潮流になる中で、
航空業界には一段と厳しい視線が注がれている。特に、環境問
題に熱心な欧州の危機感は強い。世界のSAFの供給は現在
1%に満たない。ノルウェーは2020年から、混合した燃料
に転換することを義務づけた。イギリスは2050年までに、
航空燃料の75%をSAFにすることを目指す。

日本でも廃油油を使った燃料を製造する企業のほか、日清食品
や小田急電鉄も参加し、原料の確保や回収網の構築を進める。
日本国内の空港でSAFを給油出来なければ、欧米の航空会社
が離着陸を避ける恐れがある。既存燃料に比べて、SAFは
3~4倍かかるのでコストを抑えなければならない。
全日本空輸は、SAFを使った旅客便や貨物便を利用した企業
に証明書を発行する代わりに、費用の一部を負担してもらうこ
とを想定している。



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