不動産屋の仕事 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


今日は借家で短期解約の退去立会がある。
入居する時はニコニコ笑顔でいい人ぶっていたが、退去すると
なると本性をあらわした。「1年未満で退去する場合は、違約
金が必要となります」と言う話をした時から急変した。
「そんなもん聞いてない。いるんやったら裁判をかけて取れ」
9月末退去になっていたが引越業者の都合で5日ずれ込んだ。
退去の場合は日割り計算はできないので、10月分家賃が必要
だが「5日分しか払わない」の一点張り。挙げ句の果ては、
「敷金1ヶ月のクリーニングは高すぎる。5日分も払わん」。
大家さんとどう対処するか、相談することにした。

先日退去した戸建て借家のオーナーさんに状況連絡を入れた。
すると主人は「そんなことは聞いてない」。「奧さんに連絡を
入れておきました」。「女房からそんなことは聞いていない」。
電話に出たのは娘さんで、両親には話を伝えていなかった。
「子供が大学生で家賃で助かっていました。これから大変」
「しばらく待ってください。早めに入居者を決めますので」

市役所から夕方電話があった。「○○アパートのMさんの連絡
が取れません。カギを開けてもらえませんか」。
10分後に現地に行くと、回りの状況から大変なことになって
いるのがわかったので、すぐに警察に来てもらいカギを開ける
とMさんは孤独死になっていた。
不動産屋の仕事は一見楽そうに見えるが、今日のような日もあ
るのでどんなことにでも、常に対処できる心構えが必要だ。



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