外壁材サイディング張りは、壁とベランダの主流。
乾式工法で壁の形に合わせて切断も簡単にできるのがいい。
最近はデザインもよくなりタイル調のものもあれば、ツートン
カラーにしたりしてより豪華に見えるようになった。
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窯業系サイディングは厚さ12㎜からになっているが、その下
に防水シートを一旦張ってから窯業系サイディング壁を張る。
なぜ防水シートを下張りするかと言えば、窯業系サイディング
にはつなぎ目など防水処理をしているのだが、もしものために
防水シートを張るのが標準施工になっている。
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ベランダのサイディングの1部が剥がれて落ちていたのだが、
その施工過程にあるはずの防水シートが見当たらない。ベラン
ダの厚み150ミリほどの前後になく、木材の間柱と胴縁を腐
らせた。防水シートがベランダ壁の前後にあれば、雨水の浸入
を防ぎサイディング壁も剥がれて落ちることはなかった。
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防水シートは1ミリにも満たない特殊紙だが、防水性は抜群で
強度もあるので台風が来ても風雨に持ちこたえきることができ
る。窯業系サイディングは、長年の熱や風雨などで変形をした
りしてそのわずかな隙間から水が入ったりする。しかし防水シ
ートがないので木部を腐らせてサイディング壁が剥がれ落ちた
のだ。20数年前にこの家を建てたハウスメーカーは、今はな
いので泣き寝入りしかない。20年経っても潰れることがない
メーカーを選ぶしかないのです。
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