東京オリンピックの最高位スポンサーのトヨタ自動車。
東京五輪・パラリンピックに関するテレビＣＭを日本国内では
放送しない方針をあきらかにした。さらに豊田章男社長を含む
同社関係者は開会式などにも出席しないという。トヨタはトッ
プスポンサーだが、他のスポンサー企業でも対応を見直す。
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報道陣のオンライン取材に対して長田執行役員は、
「色々なことが理解されていない五輪になりつつある」。
ＣＭは五輪に対する同社の考え方などを伝える内容で、すでに
制作済み。ＣＭの放送が始まっている欧米や豪州では、中止な
どの対応はとらずに続行する。
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トヨタは、選手や関係者の輸送を担う車両３３４０台の提供と
いった大会の運営支援は続ける。大会には海外を含めてトヨタ
関係のアスリート約２００人が出場予定で、自社メディア「ト
ヨタタイムズ」を通して応援していく。ＣＭについては、味の
素も五輪選手を応援する内容のテレビＣＭを用意しているが
「流すかどうかは未定」として、対応を検討中だ。
一方、開会式は、感染拡大の状況や多くの競技が無観客開催と
なったことを踏まえ、味の素やＮＴＴ、ＮＥＣが経営トップら
の出席を見送る方針を決めた。
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東京オリンピックの開催については、国民の過半数が反対して
いるにもかかわらずに政府が聞く耳を持たずに強引に押し進め
た経緯がある。「トヨタよ、おまえもか」と日本国民に思われ
たらその損失たるものは計り知れない。これだけは何としてで
も避けたかったのだろう。
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