国産ワクチン | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


なぜ日本は国産ワクチンの開発が遅れたのか。
欧米諸国では、世論にも緊急措置を受け入れる措置があった。
十分メリットが見込まれるなら、リスクが多少あっても前に進
むことが許される社会的な合意がある。しかし日本人は、少し
でもリスクを取ることを許さない感覚が根強い。ワクチン開発
には、こうした国民の意識も壁になる。

感染症は患者数が予測困難で、民間企業の製薬会社には採算性
が最大のネックになる。このため、国産ワクチン開発に向けて
国の関与や支援は欠かせない。感染症対策を支える産業を確立
するため、国がワクチンや治療薬を買い上げて備蓄する体制が
あってもよいのかもしれない。

塩野義製薬は、自社開発の新型コロナウイルスワクチンの臨床
試験を始めた。米ファイザーやモデルナとは異なる種類で年内
にも量産体制を整える予定だ。国の承認審査を受けて実用化さ
れれば年間で6000万人分のワクチン供給が可能になる。
始めてワクチン開発に取り組む中で、前例のない規模で人、モ
ノ、金を投入し、驚くほど良いワクチンが出来つつある。

世界では、ワクチンから治療薬に関心が移り始めている。
あと1年から2年でワクチン、治療薬、診断薬の3点セットが
そろい、新型コロナも「インフルエンザと同じ程度だ」と安心
感をもたらす状態までもっていく日が近いのかもしれない。



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