弓道場は小高い山と森の中にあり、自然環境に恵まれている。
春はウグイスが鳴き、夏はセミの鳴き声、秋はスズムシの鳴き声な
どと常に季節感がただよっている。しかし、自然環境に恵まれてい
るからと言っても、たまにそれとは相反する時もある。
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先日弓道の練習が終わり、更衣室で足袋を脱いでいたら「ギャ~」
と叫び声がした。いい年をしたおっちゃんが、何ごとかと思ったら「
ムカデがいる~」。着替えた服を取ろうとしたら、どうやらそこに隠れ
ていたようだ。人間もおどろくが、ムカデもあわてて這い回りそのお
っちゃんのバックの下にかくれた。
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ここは鉄筋コンクリートで囲まれた更衣室だが、午前中の練習の後
には夜の練習もあるのでほおって置くわけにはいかない。
「小さめのムカデだが、噛みつかれたらた痛いぞ~」などの声。
しかし4人のいい年をしたおっちゃんが、腰が引けて何もできない。
しかたがないので、私がバックに入った魔法瓶を使って手を下すこ
とにした。バックをのけると、ムカデがあわてて動き出したのでその
一瞬を逃さずに魔法瓶の角で一撃をあたえてご臨終となった。
・
前回の弓道の練習中のこと。突然おばちゃん達が「キャ~」と大騒
ぎをした。私が何ごとかと近づくと、おばちゃん達が座っておしゃべ
り中にハチが紛れ込んでいたらしい。おばちゃん達がハチに刺され
たら一大事と思い、足袋を履いた右足のうらで一撃を加えた。
他人のことだと、仕事柄だからか躊躇することなく行動的になる。
その場を丸く納めるには、私のような人間も必要なのかな。
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