昨日岩国乗馬クラブに行くと騎乗する馬はリリーだった。
名前からわかるようにメス馬で、一見ひびきから若そうにみえ
るが実はある程度年老いたおばちゃん馬だ。おとなしい馬だが
たまに意地っ張りになり、「行くよ」と言っても頑として動かな
いときもある。なので愛称は『意地っ張り、おばちゃん』にして
おくことにしておこう。
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リリーに騎乗するのは、今回で３度目になるのである程度の性
格はわかってはいるがメス馬なので気をつかうようになる。
厩舎からリリーを出して、足洗い場に連れて行き馬装を始めた。
足プロテクターと鞍をつけ、頭絡をつけようとすると『意地っ張り、
おばちゃん』が垣間見えた。口を開けて、ハミをくわえさせようとす
るのだが口を開かない。「リリー、口を開けなきゃ～ダメ！」と言
っても聞かない。そんな時はほっぺたの口付近を押すと、口を開け
るのだが、なかなか言うことを聞かないのでちょっと強めに押すと
仕方なく口を開いた。
・
私もヘルメットをかぶり、拍車をつけてリリーを馬場に連れて行こう
とすると今度は馬場に行くのを嫌がって頑として動かない。
こんな時は体を横に引っ張って、足が動かしてその反動を利用して
歩かせると仕方なく動き出す。馬場に連れ出して、鞍にまたがろうと
すると案の定２０～３０センチ少しだけ足を動かして意地悪をする。
「りりー、じっとしておかないとダメ」と目を合わせて言うと、じっとし
ている間に一瞬に鞍にまたがった。いよいよ乗馬本番になりました
が、話が横道にそれて続きは明日になりました。また見てね～。
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