先日久しぶりにナイター中継の阪神対広島戦を見た。
ここ最近お荷物球団だった両球団だが、シーズンが始まると阪
神破竹の３連勝、広島も１勝１敗１分けと登り調子気味。
阪神は右腕エース西、広島は若きエース森下の投げ合いになり
両者１歩も譲らない投手戦となった。
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阪神投手の西の牽制球２つは、素晴らしかった。
無死１塁での得点率４割といわれているが、走者の１瞬の気の
緩みをつく牽制。西投手の後ろに目がついているんではないか
と思われる絶妙さだった。それも２度も無死１塁というから、
あれで流れは完全に阪神になったと思ったが・・・
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西の牽制に劣らぬ、ライト鈴木の見事な守備から繰り出された
圧巻の２塁送球。ワンヒットから積極的に２塁に向かう走者を
塁上で間一髪でアウトにさせた絶妙な返球も素晴らしい。これ
も同じ状況で２度も相手のチャンスを潰した。
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結局は広島６回の攻撃面で、田中広がきっちりとバントを決め
、菊池涼が1打席目にやられている内角シュートを狙い打って
ワンチャンスで１点を先制した。この１点を守り抜いた広島が
勝利したが、実に見ごたえのある攻防だった。
この試合を見る限りでは、阪神と広島が今シーズンの台風の目
になるのは間違いないところ。昨年の勢いが感じられる巨人を
止める球団ははたして阪神になるか、広島になるか。
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