先日内覧予定のお客さんが来店するのを待っていた。
来店予定は午後４時半になっているが、４５分ですでに１５分
も過ぎているのでもう来ないのかなと半分あきらめていた。
すると１本の電話がかかってきた「ルルルル、ルルルル」。
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「もしもし。アパートの案内をお願いしているんですけど、
案内担当者の方はまだいらっしゃいますか」
「４時半に案内のお客さんですか」「そうです」
「今どちらにいらっしゃいますか」「アパートの前です」
どうやら落ち合い場所の確認不足のようだ。
「事務所で待っていたんですけど、今からそちらに行きます」
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車に乗ってすぐに案内アパートに向かった。
夕方５時前なので、昼間と違って車の量が多いようだ。
信号待ちをしていると１台の白い乗用車が私の後ろに着いた。
バックミラーで後ろを見ると、一人の中年の男がせわしげに後
部座席をチラチラ見たりしながら信号の変わりも見ている。
その男の様子を見ていると、右手に細長い白いものを持ってい
るようだが何を持っているのだろう。もしかして・・たばこで
はないだろうか。でもあんな状態で、たばこは危ないだろう。
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さらに注意深く見ていると男は白いものを口に持っていった。
すると男の口から、白いけむりがモクモクと吐き出された。
おっと話が続きそうなので、続きは明日になりました。
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